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料金プラン「ドコモMAX」特典が本日25日に刷新、担当者が解説するその背景
2026年2月25日 10:00
NTTドコモの料金プラン「ドコモMAX」が、本日25日に改定された。といっても、料金やデータ容量が変わるわけではなく、特典として提供されてきた映像サービスが拡充されるほか、ライブチケットの先行販売など“ドコモMAXならではの特典”が提供されるという。
この“ドコモMAXならではの特典”とは一体どのようなものなのか? 今回は、コンシューマサービスカンパニー統括長の横内禎明氏から、特典拡充の狙いやその内容について聞いた。
ドコモMAXの概要
「ドコモMAX」(月額8448円)は、同社の大容量プランで、月のデータ容量は無制限。家族割引(みんなドコモ割、3回線以上で月額1210円割引)や長期利用割(20年以上で月額220円割引)、dカードお支払い割(dカード GOLDで月額550円割引)、ドコモ光/home 5Gセット割(月額1210円割引)、ドコモでんきセット割(月額110円割引)といった各種割引を適用でき、割引を利用すると月額5148円で利用できる。
また、月の利用データ量が1~3GBの場合その月の月額料金が1500円割引に、1GB以下の場合は2500円割引される。たとえば、先述の割引を適用し、月のデータ利用量が1GB以下の場合、月額2648円で利用できる。
このほか、ポイ活プラン「ドコモ ポイ活 MAX」(月額1万1748円)が用意されており、同様の割引が適用されるほか、dカードやd払いでの決済で最大10%分のポイントが追加で還元される(キャンペーン適用時)。
スポーツ領域からほかの領域へ特典を拡充
ドコモMAXでは「海外ローミング特典」(200以上の国と地域で最大30GB、15日まで無料)や「Amazonプライム特典」(最大6カ月間追加料金0円)と、動画サービス特典として「DAZN for docomo」と「NBA docomo」を追加料金0円で利用できた。
今回の改定では、動画サービス特典にドコモグループの動画配信サービス「Lemino」と「dアニメストア」が追加され、DAZNとNBAの合計4種類から2つ選択して利用できるかたちになった。
- DAZN for docomo
月額4200円
国内外のスポーツをライブ中継&見逃し配信。明治安田Jリーグ、プロ野球、リーグワンなどすべて見放題。 - NBA docomo
月額2728円
NBAの日本国内向け動画配信サービス。配信する試合は、すべて日本語実況・解説付き。 - Lemino
月額1540円(Leminoプレミアム)
人気の映画やドラマ、独占配信のオリジナル、韓流作品、スポーツ、音楽ライブなどをラインアップ。 - dアニメストア
月額660円
7200作品以上のアニメや2.5次元舞台、アニソンライブ、声優バラエティなどをラインアップ。ライトユーザーからコアユーザーまで、すべてのユーザーが楽しめるサービス。
サービスは、毎月無料で変更できる。たとえば、5月に「DAZN」と「NBA」を選択しているユーザーが次月以降「DAZN」と「dアニメストア」にしたい場合、my docomoから5月末までに「変更の予約」をしておくと、6月1日から「DAZN」と「dアニメストア」が視聴できるようになる。
月の途中でも変更できるが、その場合1カ月の間に3つのサービスを契約するようになるため、追加料金が発生する。先述の場合、5月10日に「NBA」から「dアニメストア」に変更する場合、5月は「DAZN」と「NBA」、「dアニメストア」を契約するような形になる。追加料金0円の枠は月額料金が高いものから順に適用されるため、この例では月額料金が最も安い「dアニメストア」分の660円が必要になる。my docomoの変更画面では、追加料金が発生する際はその旨を案内するという。
なお、3月末までは、何度変更しても追加料金0円で切り替えられるキャンペーンが実施されている。横内氏は「3月末までの期間で、4つの動画配信サービスを試してもらい、ユーザー自身に合ったサービスを選択してもらえれば」と語る。
ユーザーからの声も
2025年4月の「ドコモMAX」発表時は、DAZNのみ追加料金0円で見放題となっており「スポーツを中心にしたものだった」と横内氏は説明。提供から8カ月経った現在の契約数は250万以上だといい、スポーツファンを中心に多くの契約者を獲得できた。既存プランからの変更では、6割以上がドコモMAXに変更しており、手応えを感じているという横内氏。
一方で、ユーザーからはスポーツ以外も楽しみたいという声が多く聞かれたという。今回の「選べる特典」は、音楽やアニメなど多様なジャンルを追加して、より多くのユーザーニーズを汲み取り、幅広いユーザーに対応できるように進化したものとなる。
選べる特典は、それぞれのサービスで月額料金が異なる。横内氏は、選定理由を「たくさんのファンがいるジャンルのサービスを選定した」と説明。4つ以上に増える可能性については「まずはこの形でやっていく。今後もユーザーの声を聞きながら取り組んでいきたい」と答えた。
特別な体験価値
これらの「選べる特典」に加え、ドコモMAXでしか体験できない特別な特典も用意される。横内氏は「特別なイベント、記憶に残るようなものを厳選して提供する」と説明。有名アーティストやチケットがとりづらいライブなどへの招待や、人気声優に会えたり、特別な席でスポーツ観戦できたりする特典など、さまざまな特典を提供していく。
具体的には、「DREAMS COME TRUE」や「MISIA」のライブ招待やアニソンフェス「ANIMAX MUSIX」のアフタートーク&ステージ登壇ツアー、ゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」の限定コラボグッズプレゼント、国立競技場のプレミアムシートへの観戦招待、プロ野球「阪神タイガース」1塁アルプス席への観戦招待などを実施。
また、ドコモがオフィシャルスポンサーとなっている「東京ディズニーリゾート」のパークチケット+パレード/ショーの優先鑑賞券や、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のスタジオ・パスプレゼントを実施する。ドコモのアセットを活用した「ここでしか経験できない」さまざまな体験価値を提供していくという。
特典はmy docomoから選ぶ形に、SNSの活用も
「選べる特典」や「特別な体験価値」のどちらも、会員Webサービス「my docomo」から手続きする形になる。先述のように、「選べる特典」は、月途中の変更(追加料金が発生する場合あり)や来月1日からの変更を予約する(追加料金なし)ことができる。イベントや特典への応募もmy docomoから行う形になる。
近年はドコモショップに行かずオンラインでプラン変更手続きを行うユーザーも多くなってきている。毎月my docomoから手続きするユーザーは少ないと感じるが、あえて別の導線を作るよりもユーザーが慣れているmy docomoを活用する方が利便性が高いと考え、my docomoからの手続きになったという。
一方、イベント特典などの情報は、契約者向けに配信されるメールマガジンや、専用のWebページを用意して案内する。加えて、SNSなども活用することで、ユーザーに近い媒体での周知を進めていく。
2月に発表された同社の2025年度第3四半期決算説明会で代表取締役社長の前田義晃氏は、ドコモMAXについて250万契約を突破したと発表。「年間目標としていた300万契約の達成は確実」としていた。横内氏も同様の見解を示しており「過去の“新料金プラン”の提供開始時と比較しても、少なくはなく、同様かそれを上回るペースで契約が進んでいる」と説明。ドコモMAXをより魅力的なものにしていくことで、この勢いを落とさずに提供していきたいとした。








