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ドコモ、4G周波数の5G転用時期は「検討中」

 NTTドコモは13日、法人向けの5Gサービス「5G SA」などに関して報道陣向けの説明会を開催した。その中で、4G周波数の5G転用に関する質問があり、時期に関しては「検討中」とした。

 4G周波数の5G転用については、2020年時点で吉澤和弘社長(当時)が、2021年後半から転用を進める方針を表明。今年6月の本誌取材でも検討中とされていた。

 今回の説明会でドコモは、「周波数の転用に関して、技術的なところは着々と進めている。ただし我々のネットワークは、MVNOも含めて、LTE(4G)を使っているユーザーも多い。転用するとそういったユーザーにも影響が出てくると考えているので、影響を見定めながら導入時期を検討している」とコメントした。