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ドコモ、法人向けにSA方式の5Gサービス「5G SA」

 NTTドコモは、法人向けの5Gサービスとして「5G SA」の提供を開始した。「5G SA」はスタンドアローン(Stand Alone)方式による5Gサービスで、2022年夏には一般向けの提供も予定されている。

 これまでドコモは、4Gの装置を流用した非スタンドアローン(Non-Stand Alone)方式で5Gサービスを提供してきた。

 今回は新たに、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と5G基地局を組み合わせ、「5G SA」を提供する。

 周波数はSub-6帯(3.7GHz帯/4.5GHz帯)で、受信時最大1.7Gbps、送信時最大143Mbpsのスピードが実現する。将来的には、ネットワークを仮想的に分割する「ネットワークスライシング」の実現も図る。

 「5G SA」では、専用のデータ通信端末に加え、ドコモの5Gソリューションや「ドコモオープンイノベーションクラウド」「アクセスプレミアム」もあわせて提供される。

 提供エリアは全国で、料金や申込方法については、ドコモの法人営業担当者から案内するとしている。

NSAとSAの設備構成の比較イメージ