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ドコモ、法人向けに「デバイス開発アシスト」――通信デバイスの開発を支援

 NTTドコモは、法人向けのサービスとして「デバイス開発アシスト」の提供を開始した。同サービスは、ドコモが有する5G/LTEデバイス開発のノウハウを活用し、通信デバイスの開発や検証をサポートするものとなっている。

「デバイス開発アシスト」のサービスイメージ

サービス開始の背景

 5GやIoTの普及に伴い、5G/LTE搭載デバイスを活用したサービスやソリューションが増えた。こうしたサービスにおいては通信デバイスが重要となるが、サービスの提供元にデバイス開発の経験が少ない場合、検証不足などが原因で、サービス開始後のトラブルにつながることも多いという。

 「デバイス開発アシスト」は、こうした問題を防ぐためのサービスとして登場。ドコモは、無線技術とデバイス開発のノウハウに基づき、それぞれのサービスに最適な通信デバイスの仕様策定や開発・検証、運用をサポートする。

「デバイス開発アシスト」の概要

 「デバイス開発アシスト」の支援内容例としては、5G/LTEの無線通信全般に関するコンサルティングや、専用検証環境を用いた通信プロトコルの検証などが挙げられる。

 料金や申込みに関する相談は、全国のドコモ法人営業担当が受け付ける。

「デバイス開発アシスト」の支援内容例
項目支援内容例
デバイスの企画・開発段階
技術サポート5G/LTEの無線通信全般に関するコンサルティング
IOTサポートドコモのネットワークとの相互接続性試験のスムーズな実施を支援
デバイスの検証段階
通信プロトコル試験専用検証環境を用いた通信プロトコルの検証
システム検証お客さまの提供サービスにおける各種ユースケースを想定した検証
デバイスのアフターサポート
通信トラブルサポート5G/LTEの通信に関するトラブルの調査・解析の実施