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ドコモ、ドローン向けクラウドサービス「セキュアフライトマネジメントクラウド」を提供開始

 NTTドコモは、ACSL製ドローン「SOTEN(蒼天)」向けのクラウドサービス「セキュアフライトマネジメントクラウド」を、法人向けに提供開始した。

 「セキュアフライトマネジメントクラウド」は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発事業「安全安心なドローン基盤技術開発」の一環として開発されたクラウドサービス。

 業務の一元管理が可能なほか、「SOTEN(蒼天)」と連携した開発により、データ漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現したという。

 本サービスでは、ドローンが撮影した動画・静止画データをドローン内部で即座に暗号化し、本サービスにアップロードすることではじめて復号できるため、機体を落下・紛失した場合でもデータは漏洩しないという。

 また、ドローン機体・パイロット・フライト計画などの業務に必要な情報は一元管理でき、管理画面へはWebからアクセスできるほか、簡単に作成・閲覧・編集できるという。

 ドコモは今後も、ユーザーのニーズに合わせたドローンサービスの開発・提供を推進していくとしている。

「セキュアフライトマネジメントクラウド」提供プラン
プランストレージ容量登録メンバー数(機体登録数)プラン説明
ベーシックプラン5GB1人(1機)購入日から3年間利用可能なプラン。SOTEN(蒼天)購入時に標準で付帯。4年目からは別途プランの契約が必要となる。
オプショナルプランS100GB10人有償プラン
オプショナルプランL1TB100人有償プラン