ドコモ、ドローン「Skydio」の認定講習を提供開始――Skydio社公認は日本初

　NTTドコモは、自律飛行型ドローン「Skydio」のSkydio社公認の認定講習を、3月から国内の法人向けに提供開始する。

　Skydio社公認の認定講習の提供および、認定講習の提供に必要な「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR 資格」の取得は、ドコモが国内初となる。

　「SKYDIO MASTER INSTRUCTOR 資格」は、Skydio社製品の十分な知識・飛行実績に加えて、米国で実施されるSkydio社の「MASTER INSTRUCTOR 講習」を受講し、合格することで認定される資格。

　同資格により、Skydio認定講習を提供できるインストラクターの育成と、講習受講者の合格認定が可能になる。

　ドコモは、2020年11月からSkydio社製ドローンを用いたサービスを展開しており、ドコモ独自の講習をあわせて提供してきた。

　今後はSkydio社公認として、Skydio社の製品やソフトウェアをより安全に使いこなすための座学・実技の講習を国内のユーザーに提供していくとしている。

　なお、Skydio認定講習は「Skydio 2」「Skydio X2E」「Skydio 3D Scan」を対象に、ドコモ認定の事業者を通じて提供される。

　まずは、GEOソリューションズとNTT e-Drone Technologyの2社と連携して講習を実施し、ユーザーが認定講習を受講しやすい環境を整備していくという。

　ドコモは今後、Skydio認定講習を通して、安心・安全なドローンの産業利用の実現に貢献していくとしている。