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全ユーザーに「Google Workspace」機能拡充、Googleチャットの新しいコラボスペースなど

新しく提供されるコラボレーションスペースのイメージ

 米グーグル(Google)は14日、Gmailやチャット、Meetなど含まれるGoogle Workspaceの統合サービスについて、Googleアカウントユーザー全員への提供を開始した。

 同社では、チャット機能を利用したコラボレーションスペースの活用などを案内している。

 Googleチャットのチャットルームは、ほかのユーザーとつながりコラボレーションできる「スペース」に変更され、トピックが掲載されたスレッドやインジケーターなど共同作業に便利な機能が搭載される。また、ファイルやタスクの共有もスペースでシームレスに行えるようになるという。

 たとえば、家族間で旅行の写真や動画を共有する場合や、家族の年間予算を管理するスプレッドシートなど、必要な情報をまとめておき、Googleチャットからすぐに確認できるようになる。

個人事業主向け「Google Workspace Individual」

 グーグルは、小規模の個人事業主向けにGoogle Workspaceのサブスクリプションサービス「Google Workspace Individual」を日本や米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ブラジルの6カ国で近日中に提供を開始する。利用料は月額1130円。

 「Google Workspace Individual」では、高機能なビデオ会議機能やカスタマイズされたメールマーケティング機能などを提供する。「Google Workspace Individual」の導入で、プライベートの予定やビジネスの打合せ予定、仕事のタスクなどすべて既存のGoogleアカウントで管理できるという。

 このほか、予定の調整や顧客へのメール送付などにかかる時間の削減などが図られるとしている。

「Google Workspace Individual」のイメージ