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ドコモ、「ほかのプラン」→「ahamo」へ移行する際の注意点を案内
2021年3月2日 12:43
NTTドコモは、オンライン専用料金プラン「ahamo」について、ほかの料金プランからahamoにプラン変更する際の注意点を案内している。
ドコモが3月26日から提供開始するahamoは、20GBのデータ容量で月額2970円(税込)の料金プラン。魅力的な価格だが、キャリアメールや留守番電話サービスには非対応など、ドコモのほかの料金プランとはサービス内容が異なる。
ドコモは、「契約時に必要なサービス」「事前に申込・変更・廃止が必要なサービス」「ahamoで利用できないサービス(自動解約・消去)」を案内、ahamoへのプラン変更時にユーザーに対応するよう案内している。
契約時にはdアカウントとdポイントクラブ入会が必要
ahamoの契約時に、「dアカウントの発行」「dポイントクラブへの入会」「オンライン発行dポイントカード番号登録」が必要。
なお、dアカウントを新規発行する際は、“ドコモ以外”のメールアドレスを登録する。これはahamoでキャリアメール非提供のため。
事前に申込・変更・廃止が必要なサービス
ahamoへのプラン変更“前”に、ユーザー自身が申し込みや設定変更、廃止の手続きが必要な手続きとして、「シェアパックの解約や代表者変更」や「請求書による支払い→クレジットカード・口座振替による支払いに変更」などを挙げている。
事前対応が必要なサービス例
- シェアパックの解約や代表者変更
- データ専用プランの変更
- 請求書による支払い→クレジットカード・口座振替による支払いに変更
- 請求書送付先住所の変更
- eビリングの申し込み
- 料金明細サービスのWebへの変更
- イマドコサーチの解約
- ワンナンバーサービスの解約
- 契約者年齢の確認
- 利用者情報登録の確認と変更
なお、ahamo契約時に事前に対応が必要な契約がある場合、ahamoサイトでの申込手続き中にシステムが確認し、ユーザーに対応するよう案内する。
ahamoで利用できないサービス
ahamoでは、「spモード コンテンツ決済サービス」や「ドコモメール」、「ドコモ電話帳」、「dフォト」などでクラウドサービス・ネットワークを利用する機能などが利用できない。
ahamoで利用できないサービス例(端末に保存されている機能は除く)
- spモード コンテンツ決済サービス
- ドコモメール
- ドコモ電話帳
- データ保管BOX/dフォト/クラウド容量オプション
- いちおしパック
- 留守番電話サービス
- メロディコール
- 各種割引サービス
提供終了するサービスを契約したままahamoにプラン変更すると、自動解約となりサービスのデータが消去されるため、事前にバックアップなど対応が必要。端末に保存されているデータは引き続き利用できる。
「spモード コンテンツ決済サービス」では、継続課金しているサービスが自動解約となるため、コンテンツ側で決済方法の変更とメールアドレスの変更(キャリアメール登録時)が必要となる。
申し込みや初期設定、修理対応もオンラインのみ
ahamoの契約手続きや修理対応などはすべてオンラインでの手続きとなる。また、端末の初期設定やデータ移行などは、ユーザー自身での対応となり、サービス内容などの相談も専用チャットのみで受け付ける。
このほか、端末修理時の代替機貸し出しの有料化(2200円/回)や、保険サービスなど、サービスは継続して利用できるが利用・確認方法を変更しているサービスがある。
【追記 2021/03/03 21:46】
ahamoで利用できないサービスの内容について、端末に保存されているデータは一部引き続き利用できる旨を記載しなおしました。