ニュース

ドコモの「ahamo」、26日からの受付開始で「既存ユーザーだとエラーメッセージが出てしまう」ことが明らかに

手続きは正常に処理、先行エントリーの追加進呈条件変わる

 NTTドコモは、3月26日開始の新料金プラン「ahamo」で、ドコモユーザーが手続きする場合に、エラーメッセージが表示されることがあると発表した。

 サービス開始前に把握していた不具合だったが、26日の受付開始までの改修が間に合わないため、事前にエラーの発生が予告されることになった。

発生する予定の不具合

 同社によれば、一定の条件に当てはまる既存のドコモユーザーが「ahamo」へ変更しようと「手続き完了ボタン」を押すと、ブラウザ上で通信できないといったエラーメッセージが表示され「申込完了画面」が表示されない。

 しかし、手続きそのものは完了するとのことで、「dアカウント」へ登録したメールアドレスに、手続完了を知らせるメールが届く。

 なお、「@docomo.ne.jp」をdアカウントに登録していると、そのままではahamoからの通知は受信できない。ドコモでは事前に連絡先メールアドレスの登録か、完了通知送付先のメールアドレスを指定するよう案内している。

発生する条件

 既存ユーザーの手続きで、エラーメッセージが表示される条件は2つある。

 ひとつは「料金プラン変更」の場合。機種購入を伴う場合は発生しない。

 その上で、「契約中の回線でモバイル通信により手続き」した場合に発生する。

 同社によれば、上記の手続きでは、ユーザーの契約回線がいったんドコモのネットワークから切断され、再接続しようとしてもうまくいかないのだという。

回避方法

 エラーメッセージが出ても、手続きそのものは完了する。メール、あるいはMy docomoか、ahamoのサイトでも契約状態を確認できる。

 ただしエラーメッセージの表示を避けたい場合は、「契約回線の端末でも、Wi-Fi経由で手続きする」か、「固定回線のパソコンから手続きする」というどちらかの方法で回避できる。

先行エントリーの条件変更

 あわせて同社では、事前のエントリーでdポイントをプレゼントする「先行エントリーキャンペーン」の“追加進呈”の条件を変えた。なお、先行エントリーキャンペーンは25日いっぱいで受付が締め切られる。

 先行エントリーキャンペーンは、事前のエントリーで3000ポイントもらえるというもの。その上で「追加進呈」の条件を満たすとさらに3000ポイントもらえるようになっていた。

 この「追加進呈条件」は、これまで、先行エントリーへ応募し、なおかつ4月15日~5月31日に手続きする新規契約者か、「オススメ機種」購入者が対象だった。

 しかし、「新規契約者」「オススメ機種購入者」という条件がなくなり、端末を購入しない既存ユーザーも含まれるようになった。