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KDDI高橋社長、他社対抗料金は「1月には発表したい」

 KDDIの髙橋誠代表取締役社長は15日、JR東日本との協業を発表した席上で携帯電話の料金プランについて問われ「1月には発表したい」と答えた。

 髙橋氏は「(KDDIは)民間企業なので、競争がお客さまへの良いサービスをお届けすることに繋がる。当然、我々としては、お客さまに選んでいただける料金、競争力ある料金にしたい」とコメント。

 その上で「競合他社から新しい提案が出ているのは理解している。詳細を詰めている。1月には発表したい。遅いぞとお叱りを受けるかもしれませんが、ご要望にお答えしたい」と述べた。

 携帯電話の料金プランを巡っては、今秋、政府からの値下げ圧力が強まった。そして12月3日にはNTTドコモが月額2980円(税抜)で20GBまで使える新料金プラン「ahamo」を発表している。なお、翌週9日にKDDIは、auの新料金として、5G対応で「Amazonプライム」付きの料金プランを発表している。

 15日に発表されたJR東日本との協業では、通信技術を用いて場所を問わず働ける分散型スマートシティを目指す。髙橋氏は「5Gを真ん中に据えていただけるのはありがたい。一生懸命やっていきたい」と意気込みを示した。