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ソフトバンク、「月20GB/2980円」報道に「当社の発表したものではない」

 ソフトバンクは、日経新聞が21日夜に報じた新たな料金プランの報道についてコメントした。

 同社では22日10時から新料金発表会を開催する予定を明らかにしている。その前日の夜の報道に対して、ソフトバンク広報は「当社の発表したものではなく、コメントはありません」とシンプルな回答に留めた。

携帯電話値下げを求める政府の動き

 携帯電話料金を巡っては、政府が5年以上かけて料金値下げに向けた政策に取り組んできた。

 さらに2020年秋に就任した菅義偉首相は重要政策のひとつに携帯電話料金の値下げを掲げており、武田良太総務大臣はたびたび携帯各社に対して、新型コロナウイルス感染症の影響などを踏まえて「(国民が)値下げを実感しないと意味がない」「メインブランドで(値下げが)発表されていない。あまりに不親切」などと、値下げをダイレクトに求めたように受け取れるコメントをした場面もあった。

 10月下旬に総務省から発表された新たな政策パッケージである「アクション・プラン」では、料金値下げそのものは要請されていないが、武田大臣は「今後の電波割当の際に、どの程度実行されているか、検証する」とも語っていた。