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ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 3」が26日発売

 ASUSは5G対応Androidスマートフォン「ROG Phone 3」を9月26日に発売する。価格は、メモリー12GBモデルが11万9800円(税別、以下同じ)、16GBモデルが12万9800円。

 チップセットは「Qualcomm Snapdragon 865 Plus」、バッテリー容量は6000mAh。長時間のゲームプレイを楽しめるハイエンドのゲーミングスマートフォンとなる。

 排熱に関しては、前代の「ROG Phone II」の約6倍のヒートシンクを備える。また、外付けの冷却アタッチメント「AeroActive Cooler 3」が製品に付属する。取り付ければ最大で4度冷却できる。また、「AeroActive Cooler 3」を取り付け、端末を最大のスペックで駆動できる「X Mode」にすることで、ハイスペックを要求するゲームも快適に長時間プレイできる。

AeroActive Cooler 3

 ディスプレイは6.59型ワイド AMOLEDディスプレイ(2340×1080)を搭載。リフレッシュレートは144Hz、タッチサンプリングレートが270Hz、タッチ応答速度は25msをサポートする。

 ゲームアプリごとにさまざまな設定ができる独自設定アプリ「Armoury Crate」を搭載。システム全体のパフォーマンス設定や対応するゲームアプリをタイトル別に設定することができる。また、ゲームごとに操作性をカスタマイズできる「Air Trigger 3」を備える。1回の操作で連続でタップできるよう設定したり、別の場所から画面上の任意の位置でタップ操作できる。

Armoury Crate
Air Trigger 3

 アウトカメラは、64MPでF値1.8のメインカメラ、13MPの広角カメラ、マクロレンズの3眼カメラ。メインカメラには、ソニーのIMX686センサーを搭載する。ディスプレイ上部には24MPのフロントカメラを備える。

 サイズは約171×78×9.85mm、重さは約240g。SIMスロットはnanoSIMカードスロット2つ対応する。

 メモリー(RAM)は12GBと16GBモデルを用意する。ストレージ(ROM)は512GB。

 USB Type-C端子は、2つ(USB 2.0×1、USB 3.1 Gen1×1)備える。イヤホンジャックは、本体にはないが冷却アタッチメント「AeroActive Cooler 3」を取り付けることでアタッチメントの3.5mmイヤホンジャックが使用できる。

 Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)、BluetoothはBluetooth 5.1をサポートする。5Gの対応バンドは、n1/n2/n3/n5/n28/n41/n66/n71/n77/78/n79に対応する。

アクセサリー

 「ROG Phone 3」に対応するアクセサリーを発売する。また、先代の「ROG Phone II」で利用できた多くのアクセサリーは「ROG Phone 3」にも対応している。

アクセサリー対応表

 本体のケースは、付属のケース以外にオレンジ色の「ROG Phone 3 Neon Aero case 3」と、ケース自体が発光する「ROG Lighting Armor Case」の2種類を用意する。

ROG Phone 3 Neon Aero case 3
ROG Lighting Armor Case

 コントローラー「ROG Kunai Gamepad」は、Bluetooth通信で本体と接続する。このほか、コントローラーを左右に分解して、横持ちの「ROG Phone 3」本体の左右に取り付けることで、携帯ゲーム機のような使い方もできる。

 キーの割当は、ゲーム毎に設定できるほか、対応ゲームであればプリセット設定されているので、接続後すぐにプレイできる。

 このほか、ディスプレイを2画面に拡張できる「TwinView Dock 3」をラインアップする。

TwinView Dock 3
TwinView Dock 3とROG Kunai Gamepadを組み合わせることもできる

【追記 2020/09/23 11:50】
 本体価格を追記しました。