ニュース

紀陽銀行の被害は245万、「ドコモ口座」チャージ停止後は被害なし

 紀陽銀行は、「ドコモ口座」で発生した不正利用に関して、15日9時時点の被害額と対応策を発表した。

 被害は10件、245万円。同行では、9日時点で「ドコモ口座」への新規登録で活用する「Web口振受付サービス」と、チャージのときに使う「リアルタイム口座振替サービス」を停止。それ以降、新たな不正利用は確認されていない。

 不正利用の被害を受けたユーザーには、ドコモが表明した全額補償の方針に協力する。今後の対策として、従来の認証に加えて「IVR認証」を9月30日に導入する予定。IVR認証では、ユーザーが届け出て居る電話番号に自動音声で電話をかけ、ワンタイムパスワードを通知し、画面上で入力するという二段階認証になっている。