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日本無線とBBバックボーン、1.9GHz帯のsXGP対応可搬型プライベートネットワークで通話などを動作確認

 日本無線とBBバックボーンは、1.9GHz帯を用いるsXGP方式に対応する「可搬型プライベートネットワークシステム」を試作し、音声通話などを含むアプリケーションの動作を確認した。

 両社では、自然災害への対応など、緊急事態へスピーディに対応するため、一般的な携帯電話ネットワークとは別に、専用の通信ネットワークとしてsXGP方式を活用するシステムの検討を進めてきた。地方自治体や消防、警察、建設会社などでの利用を想定し、日本無線が可搬型システムの試作機とコアネットワークを提供、BBバックボーンがsXGP対応のアクセスポイントやスマートフォン、SIMカードを提供し、音声通話(VoIP、PTT)やデータ通信のテストで良好な結果になることを確認した。