iPhoneでナースコールに応答できる、sXGP方式対応の病院・介護施設向けサービス「VoLTE ナースコール」

　ケアコム、サイバーコム、ビー・ビー・バックボーンの3社は病院や介護施設向けにsXGPに対応した「VoLTE ナースコール」を発表した。

　「VoLTEナースコール」によって、サイバーコムとBBバックボーンが共同開発した「VoLTE ナースコール」とケアコムのナースコールが連動し、sXGP方式でのVoLTE音声通話が可能となる。また、プライベートネットワークであるsXGPでVoLTEを利用することで、VoIPより高品質なPHS同等の音声通話ができるようになる。

　これまで、スマートフォンでナースコールを着信、応答するには、電話交換機各社が提供するVoIPアプリが必要であったが、「VoLTEナースコール」をスマートフォンにインストールすることで、普段スマホの発着信で利用している標準機能でナースコールの受信ができるようになる。

　また、呼び出しのあったベッド番号や患者氏名、呼出種別などの従来のVoLTEでは受信できなかったテキスト情報が着信時に表示できる。