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「緊急事態宣言」解除から2週間、人出はどれだけ回復した?
2020年6月9日 12:28
緊急事態宣言の解除から2週間が経った6月8日、都市部における人出はどうなったのか。内閣官房のWebサイトに掲出されているデータをチェックしてみた。
地域 | 感染拡大前(1月~2月)比 | 宣言前(4月7日)比 |
東京 | -54.6% | -12.3% |
新橋 | -55.7% | -3.1% |
歌舞伎町 | -50.2% | -19.2% |
品川 | -57.5% | -20.4% |
六本木 | -43.5% | 11.7% |
AgoopやNTTドコモのデータを見ると、感染拡大前と比べ、都心部の人出は減ったままの状況が続いている。減少率は場所によって異なるが、札幌駅周辺で17.4%減、新宿周辺で27.7%減となっている。
それでも緊急事態宣言中の4月21日時点では5~7割程度の減少だったため、それなりに人出が回復してきていることがわかる。
地域 | 感染拡大前(1月~2月)比 | 宣言前(4月7日)比 | 4月21日時点における 感染拡大前の比較値 |
札幌駅周辺 | -17.4% | -10.3% | -49.3% |
大宮周辺 | -19.3% | +7.3% | -59.3% |
千葉周辺 | -15.0% | +5.5% | -57.5% |
船橋周辺 | -12.4% | +19.8% | -45.0% |
新宿周辺 | -27.7% | +6.2% | -69.7% |
渋谷センター街周辺 | -36.9% | +9.7% | -66.4% |
横浜周辺 | -19.3% | +7.2% | -66.4% |
川崎周辺 | -11.2% | +3.3% | -52.5% |
緊急事態宣言は解除されたものの、政府では「三つの密」を避けるよう案内している。
三つの密 | 内容 |
密閉空間 | 換気の悪い密閉空間 |
密集場所 | 多くの人が密集している |
密接場面 | 互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる |