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緊急事態宣言39県解除、初めての週末の人出は? ドコモのモバイル空間統計
2020年5月18日 12:35
5月14日に39県で緊急事態宣言が解除されて以降、初めての週末の人出はどうだったのか――NTTドコモが開示するビッグデータ「モバイル空間統計」の数字で、5月16日(土)と17日(日)の様子をご紹介する。
全国の主要都市、6~8割の減少続く
5月17日時点でのデータのうち、全国主要都市のデータを見ると、1年前の5月および新型コロナウイルス感染症が広がる前と比べ、60%後半~80%程度、人出が減っている場所がほとんどだった。
地域 | 16日 | 17日 |
北海道 札幌駅 | -70.9% | -76.5% |
茨城県 水戸駅 | -52.2% | -57.6% |
埼玉県 大宮駅西 | -68.4% | -70.2% |
千葉県 千葉駅 | -63.8% | -65.1% |
東京都 新宿駅 | -74.5% | -75.4% |
神奈川県 横浜駅 | -73.2% | -73.7% |
石川県 金沢駅 | -71.9% | -74.1% |
岐阜県 岐阜駅 | -42.5% | -48.4% |
愛知県 名古屋駅 | -71.0% | -74.1% |
京都府 京都駅 | -71.0% | -72.2% |
大阪府 梅田 | -81.8% | -82.5% |
兵庫県 三ノ宮駅 | -62.9% | -65.6% |
福岡県 天神 | -60.6% | -61.3% |
約1カ月前、緊急事態宣言が全国へ拡大した直後の週末である4月19日のデータを振り返ると札幌は当時、55.7%減で、東京・新宿は80.2%減、石川県金沢駅は69.4%減、大阪梅田は84.1%減。地域によって違いはあるが、引き続き宣言の対象となっている東京、そして独自の基準をいち早く打ち出した大阪の人出は1か月前とあまり大きな違いはない結果となった。
なおモバイル空間統計は、その場の人口を推計するもの。ドコモでは接触量まではわからないと案内。また住宅が多いエリアでは人口が大きく減少することはない。