ファーウェイ、「P40 Pro 5G」を国内発売

　ファーウェイ・ジャパンは、日本市場で4眼カメラ搭載の「P40 Pro 5G」を発売する。価格は10万8800円（税別）。ビックカメラやヨドバシカメラを始めとした量販店やIIJ、イオンモバイルなどのMVNOで取り扱う。ファーウェイ独自のアプリストアに対応し、グーグルのサービスは利用できない。

　P40 Proは、Android 10をベースにしたEMUI 10.1を搭載するAndroidスマートフォン。約6.58インチの有機ELディスプレイ（FHD+ 2640×1200）を備え、8GBのメモリーと256GBのストレージを搭載する。外部ストレージとしては、256GBまでの「HUAWEI NMカード」に対応する。チップセットはファーウェイ製の「Kirin990 5G」を搭載する。

　写真に注力するPシリーズの集大成と位置付けられる新機種で、50MPの広角、40MPの超広角、5倍光学ズームの12MP望遠カメラに加えてToFセンサーを搭載する。

　ライバル機種と比較しても大型のカメラセンサーを搭載しており、同社の発表では、「iPhone 11 Pro Maxよりも200％の光を取り込める」とうたう。さらに、ピクセルサイズも2.24μmと他社をリードしていることをアピール。高速なオートフォーカスを実現する「全画素オクタPDAF」を世界で初めて搭載した。

　通信方式としては、5Gをサポートしており、バンドは、n1/n3/n7/n28/n41/n77/n78/n79をサポートする。4Gについては、B1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32/34/38/39/40/41に対応している。

　Wi-Fiについては、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axとWi-FI 6も含めサポートする。

　搭載する指紋センサーは、インスクリーン型で解除スピードは30％向上しているという。

　カラーバリエーションはシルバーフロストとブラックの2色展開。4200mAhのバッテリーを備えており、40Wの急速充電に対応する。本体の大きさは、152.2×72.6×8.95mmで重さは約209g。IP68相当の防水防塵機能を備える。