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ファーウェイの50倍ズームカメラ、P40 ProとP30 Proを比較してみた
【HUAWEI P40 Pro/HUAWEI P30 Pro】
2020年4月20日 06:00
ファーウェイのカメラ強化モデルであるPシリーズの最新モデルはペリスコープカメラの性能を高め、「P40 Pro+」は光学10倍+デジタル100倍、「P40 Pro」は光学5倍+デジタル50倍という望遠性能を持っています。昨年のフラッグシップモデルである「P30 Pro」も光学5倍+デジタル50倍のズーム性能を持った800万画素カメラを搭載していますが、同じ倍率のP40 Proのペリスコープカメラは1200万画素と性能が上がっています。ということで散歩がてら両者の高倍率で写した写真を比べてみました。なおP40 Proはファーウェイからお借りしたグローバル版のサンプル機です。
まずは晴天の中、鉄塔を撮影。こちらは標準(広角)です。なお写真はすべて1500×1125ピクセルにリサイズしています。
いきなり50倍ではなく、まずはハイブリッドズームの10倍で撮り比べてみます。比較のためトリミングして(750×1125ピクセル)並べています。
10倍ではどちらも同じように見えます。そこで鉄塔部分を拡大して比較してみるとP40 Proのほうがシャープに写るようです。
次に50倍で撮影してみます。手振れが激しいためうまく撮影できないものの、遠地の被写体を記録や記念として残しておく用途には使えるでしょう。比較してみるとP40 Proのほうがしっかり写っています。
続いて公園です。
こちらもまず10倍で比べてみます。P40 Proのほうが鮮やかな色合いになっています。これは画素数やAI性能が上がっているからでしょうか。
そして50倍で撮影。花の部分を写してみましたが拡大するとボケ具合が目立つものの、スマートフォンの画面ならなんとか見れる写りでしょうか。P40 Proのほうがコントラストが強く写っています。
こうして比較すると、10倍や50倍でもP40 Proのカメラ性能は充分高まっていると感じます。最後に駅に停まっていた事業用の建築車両を比べてみます。こちらはP40 Proの50倍でも文字が読めるなど、両者の差がよくわかると思います。
さてここまでの高倍率撮影ができるとなると、P40 Pro+の100倍望遠も試してみたいもの。100倍となると三脚は必須でしょうが、10倍ペリスコープカメラの威力がどんなものなのか気になるところです。