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Gmailにグーグルの最新AI「Gemini 3」、今年は「AIによる概要」や下書き作成支援など導入

 Google(グーグル)は、メールサービス「Gmail」に最新の生成AIモデル「Gemini 3」を導入する。同社公式ブログで今後の新機能が発表された。

 新機能は、本日より米国のGmailユーザーと「Google AI Pro」および「Google AI Ultra」の契約者向けに順次提供される。また、今後数カ月以内にさらに多くの言語や地域で展開される。

AIによる概要(AI Overview)

 「AI Overview(AIによる概要)」では、Google検索で導入された同名の機能と同じように、大量のメールをトピックごとに自動で整理・分類することで、重要な情報を素早く把握できるようになる。

 さらに、「AIによる概要」を使った質問機能も追加される。この機能は、「昨年、ニューヨークで訪問したイタリアンのお店は何だっけ?」と自然言語で尋ねると、そのレストランの名前や、一緒に食事をした相手、誕生日のディナーで訪問したことなどを回答してくれる。Geminiによる高度な推論機能が回答をまとめてくれるという。

 「AIによる概要」は、本日より全てのユーザーに無料で提供される。また、AIによる概要を使って受信トレイ上で質問する機能は、有料プランの「Google AI Pro」と「Google AI Ultra」契約者向けに提供される。

メール作成支援(Help me write)

 「メール作成支援機能(Help me write)」は、メールの下書き作成を支援する機能で、文脈に沿った返信の提案を、ユーザーのトーンにあわせて支援するようにアップデートされた。

 たとえば、「ひび割れて届いたプランターの返金をリクエストしたい」と簡単なプロンプトを入力するだけで、カスタマーサポート宛のメールの作成を支援してくれる。この下書きの内容には、Gmailの履歴から確認できる注文番号などが含まれる。

 全てのユーザーが利用できるが、高度な文法やトーンの調整は、有料プラン向けに提供される。

AI Inbox

 「AI Inbox」は、大量の受信メールのなかからやるべきこと(To-Do)を強調して重要な情報をわかりやすくする。また、頻繁にメールする相手や連絡先リストにいる人、メッセージ内容から推測できる関係性などに基づき重要な人物を特定して、優先順位付けをする。

 「AI Inbox」により、明日が期限の請求書や歯科医の予約リマインダーなど、重要な項目が上位表示される。「AI Inbox」は信頼できるテスター向けに提供されている。

【Gmailが「Gemini」を搭載】