ニュース

KDDI、「P30 lite Premium」発売に「問題ないと判断」、ドコモは変更なし

 KDDIは、auの2019年夏モデルとしてファーウェイ製の「P30 lite Premium」を8月8日に発売すると発表した。

 米中間の貿易係争の影響を受けて、一時、発売を見合わせていたが、KDDI広報はファーウェイとのやり取りの中で「セキュリティ更新の提供、グーグル製アプリのサービスの継続、アップデートの提供について一定の確認が取れた。発売して問題ないと判断した」と説明している。

 なお、Androidの今後のバージョンアップについては、ファーウェイ自身が表明していないこともあって、KDDIとしてはまだコメントできないという。

UQも「影響なしと判断」

 KDDIグループのUQも同日付で「P30 lite」を発売すると発表。UQでもファーウェイとのコミュニケーションを経て、「サービスやセキュリティ面でお客さまへ影響がないと判断し、販売することをした」(UQ広報)とのこと。

ドコモはスタンス変わらず

 ファーウェイ製の「P30 Pro」を取り扱う予定ながら、発売日が定まらず、予約受付を停止しているNTTドコモ。

 KDDIからの発売を受けてあらためて確認したところ、ドコモ広報は「ファーウェイ社が米国のエンティティリストに入った影響を継続して確認している。予約再開は未定」とコメント。ドコモとしてはまだスタンスに変わりはないとしている。

ソフトバンクは

 ワイモバイルブランドとして「P30 lite」を提供する予定ながら、発売日未定のままとしているソフトバンクだが、「現時点では変化はない」(ソフトバンク広報)とのこと。

 ユーザーへ安心して提供できるものと確認が取れ次第、あらためて案内がある見込みだ。