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大雨の危険度がひと目でわかる「線状降水帯予測マップ」登場、気象庁が「新たな防災気象情報」
2026年5月29日 12:17
気象庁は、警戒レベルの数字を冠した新名称などを用いる「新たな防災気象情報」の運用を開始した。あわせて気象庁のホームページも刷新され、「大雨キキクル」や「線状降水帯予測マップ」、「指定海岸高潮予報」などが新設された。
システムの切り替え作業は28日午後に開始しており、29日にかけて全国的にまとまった雨が見込まれる状況下にあったが、気象庁は予定通り切り替え作業を実施した。28日の13時50分以降、気象警報や注意報は「レベル3大雨警報」などの新しい名称で発表されるようになった。
「大雨キキクル」や「線状降水帯予測マップ」などが登場
新情報の提供にあわせ、気象庁のホームページが大きく刷新された。「防災気象情報」が5段階の警戒レベルに合わせて整理され、「時系列情報(明日までの警報等の見通し)」が警報・注意報が発表されていない時も含め常時表示されるようになった。
「時系列情報(明日までの警報等の見通し)」は「気象警報・注意報(都道府県/市町村帳票)」で表示するほか、独立したコンテンツとしても新設された。
これまでの「大雨危険度」は廃止され、浸水と洪水の危険度を重ね合わせて表示したり、洪水の危険度を河川の「流路」で重ねて表示したりできる「大雨キキクル」が新設された。
また、「新たな防災気象情報」とあわせて提供開始となった「線状降水帯直前予測」(発生の2~3時間前を目標に発生可能性を知らせる情報)を補足する機能として、今後3時間以内に大雨のおそれがある領域を地図上で表示する「線状降水帯予測マップ」の提供も始まった。
加えて、「指定海岸高潮予報」が独立したページとして新設。発表中の情報を一覧表示できるようになった。また、「流域雨量指数の予測値(グラフ)」が新設され、帳票データを時系列グラフ化してチェックできる。
ほかにも、解説情報において極端な現象を速報的に伝える情報と、網羅的に解説する情報が明確に分類・整理されるなど、利用者がより直感的に気象リスクを把握できるような見直しが図られている。
システム切り替え時の対応
なお、システムの切り替えにあたっては、28日の12時30分ごろから発表中の警報や注意報が一旦解除され、13時50分ごろに再発表される手順が踏まれた。気象庁は、この一時解除が暫定的な措置であり、警報等が解除されたものとして扱わないよう強く注意を呼びかけていた。一時解除の間は、12時25分時点で発表されていた警報等の状況がホームページ上で確認できるよう対応がとられていた。








