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OPPOが解説する「R17 Neo」
2018年10月30日 17:02
10月30日、UQコミュニケーションズがMVNOの「UQ mobile」で独占販売するモデルとして、OPPO製の「R17 Neo」を発表した。同日、オッポジャパンからも説明会が開催され、「R17 Neo」の技術的な特徴が解説された。なお、端末の詳細ついては別のニュース記事で掲載している。
カメラ
「R17 Neo」は、OPPOのほかの端末と同じく、「撮影に強いこだわりを持っている。R17 Neoとて例外ではない」と、カメラにまず注力されている。
セルフィー向けの2500万画素のインカメラは「A.I.ビューティカメラ」で、顔を296個の点で認識、800万の美顔データに基づいてナチュラルな美しさに仕上げるという。
「A.I.デュアルアウトカメラ」は1600万画素センサーと深度測定用の200万画素センサーを組み合わせたダブルレンズカメラで、背景がボケた写真を撮影できる。
AIが120ものシーンを認識して昼夜を問わず綺麗に撮影できる。このうち16のシーンについてはファインダー上にアイコンが表示され、どう認識されているのか確認することができる。AIで認識し自動補正する画作りは、見た目そのままというより、(多少美化された)記憶や、理想のイメージに近い、印象的な仕上がりになる傾向のようだ。
デザイン、スペック
外観デザインは「スマートフォンをファッションの一部と捉え、デザイン性を追求している」とのことで、2つのカラーそれぞれにグラデーションカラーを採用。表面で反射する光も印象的な見た目になるよう仕上げられた。
ディスプレイ側は「草木の葉から雫が落ちるような、大自然をイメージした」という「水滴型ノッチ」(インカメラを収めている切り欠き)を採用、19:9で6.4インチ、2340×1080ドット、画面占有率91%という有機ELディスプレイは「非常に贅沢な画面を採用した」とアピールした。
チップセットはSnapdragon 660で、通常の使用はもちろん、ゲームなどある程度負荷の高い処理もこなせるグラフィック性能も備えているとして、エンターテイメント全般に活用できる端末であるとしている。
ColorOS
UIはOPPOの独自色を強めたColorOS 5.2を採用。Android 8.1がベースで、Google Playなどは利用できる。
最も特徴とするのは画面右上から引き出すようにスワイプさせると現れる「スマートサイドバー」で、Androidのマルチウィンドウに対応したアプリ(YouTubeやFacebook、LINEなど)を簡単に呼び出して、それらのアプリをフローティングウィンドウで利用できる。
このほか、見せたくないアプリや通知を隠せる機能や、子供に端末を渡すときに最適な機能制限のモード、登録した重要人物からの連絡や着信設定をカスタマイズできるVIP連絡先設定など、さまざまな機能が解説された。