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KDDI、日高沖で船舶型基地局を初めて運用
2018年9月8日 16:19
KDDIは、平成30年北海道胆振東部地震の影響で機能しなくなっている基地局があることから、日高沖で船舶型基地局の運用を開始した。日本国内で船舶型基地局が運用されるのは初めて。
同社では、大規模災害時に速やかにエリア復旧を図ることを目的に海上保安庁などと協力し、船舶型基地局の実用化に取り組んできた。
今回、現地に投入されたのは海底ケーブル敷設船「KDDIオーシャンリンク」。被災地域に飲料水や非常食等の支援物資を搭載・運搬し、当初は苫小牧港で船舶型基地局を運用する予定だったが、周辺の陸上基地局が早期に復旧したため、まだ復旧していないエリアに移動。現時点では日高町沖約7kmの場所に停船させ、沿岸地域数kmをカバーしている。