5GとIoTのビジネス開発拠点が虎ノ門に、「KDDI DIGITAL GATE」

　KDDIは、5GとIoTのビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を東京・虎ノ門に開設した。

「KDDI DIGITAL GATE」

　「KDDI DIGITAL GATE」には、5Gや、LTE-MなどのLPWAといった、最新の通信規格の検証設備を用意。各種のセンシングデバイス、画像認識技術、XR（VR、ARなど）、AIなどの、最先端テクノロジーによるソリューションを体感でき、ビジネスの共創を行える開発拠点としている。

　施設にはオープンエリアも設け、顧客企業やKDDIのパートナー企業、スタートアップ企業、技術者、デザイナーなど、さまざまな人が交流できるほか、デザイン思考を中心としたワークショップスペース、プロトタイプ開発や検証を行える「PoC開発ルーム」「ラボラトリー」などを設けている。

オープンスペース

ワークショップスペース

ラボラトリー

「KDDI ∞ Labo」、虎ノ門に移設

　東京・渋谷の渋谷ヒカリエを拠点としていた、スタートアップ企業の支援の拠点「KDDI ∞ Labo」は、虎ノ門の「KDDI DIGITAL GATE」内に移設される。

　あわせて、「KDDI ∞ Labo」では9月5日から、5G時代の新事業の共創を目的とした「次世代プログラム」を、採択した5チームで開始する。パートナー連合には新たに、イオンリテール、サントリーホールディングス、JR東日本が参画しており、計35社の体制でスタートアップ企業を支援していく。