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アプリ開発競技会「SPAJAM」、東京A予選と福岡予選を開催

東京A予選の様子

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、アプリ開発の競技会「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM) 2018」の東京A予選と福岡予選を5月26日、27日の2日間にわたり開催し、本選に出場する最優秀賞の受賞チームを発表した。

 東京A予選では「スポーツ」をテーマに、12チームが約25時間でアプリを開発するハッカソンを開催。最優秀賞を獲得したのはチーム「まどや」で、スポーツ実況の専門用語をリアルタイムに解説するアプリ「トラスポ」を開発した。スマートフォンのマイクから実況音声を取得し、テキスト解析APIを用いて専門用語を抽出。Wikipediaのデータや独自辞書を利用し、動画やテキストで用語を解説する内容となっている。

トラスポ

 同テーマで開催された福岡予選には11チームが参加。「PROPS」が最優秀賞を獲得した。同チームが開発したアプリ「Global Fans」は、スポーツ中継を観戦しているファンのための応援アプリ。加速度センサーを使ってスマートフォンを振った回数をカウントし、対戦チームのファン同士で総数を競うことができる。

Global Fans

 地区予選で最優秀賞を受賞した両チームは、7月7日から箱根で開催される本選への出場権を獲得する。また、全国9会場で行われる予選で優秀賞を獲得したチームの中からも、最大3組が本選に進出できる。