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au、「Galaxy S9 SCV38」5月18日発売

 KDDI、沖縄セルラーは、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「Galaxy S9 SCV38」を5月18日に発売する。端末の販売予想価格は9万5040円(税込)。

「Galaxy S9 SCV38」チタニウムグレー

 「Galaxy S9 SCV38」は、サムスンが2月にグローバルで発表した最新モデル。S9シリーズはカメラに注力し、SNSなどへの投稿を念頭に、自動で動きを認識し960fpsのスーパースローモーション動画を撮影できる機能や、スローモーションをGIFアニメーション化できる機能、インカメラで自分の顔を撮影し動くアバターを作成できる「AR 絵文字」や、AR 絵文字を元にしたSNS用スタンプの生成機能などが用意される。

 カメラのレンズにはF1.5という明るいレンズを搭載。さらに、周囲の明るさに合わせて、F1.5とF2.4を自動または手動で切り替えられる絞り調節機構「Dual Aperture(デュアルアパチャー)」を搭載、明るい屋外での画質にもこだわった。

 スーパーローライトカメラ機能として、暗い場面でもマルチフレーム処理によりノイズを削減した写真を撮影できる。

 新たにステレオスピーカーを搭載し、AKGブランドのチューニングが施されるほか、ステレオスピーカーで立体音響技術のドルビーアトモス(Dolby Atmos)もサポートした。

 同時に発表された「Galaxy S9+」と比較すると、本体およびディスプレイサイズ、メインカメラ(S9はシングルカメラ)、メモリー(RAM)容量やバッテリー容量に違いがある。

 日本で販売されるモデルの独自機能として、端末のNFCを利用してマイナンバーカードのIC情報を読み取れる機能が搭載される。

 au版では、通信速度は理論値で下り最大958Mbpsをサポートしている。

主な仕様

 ディスプレイは約5.8インチ、2960×1440ドット(QHD+)の有機EL。左右の端で曲面に仕上げられるベゼルレスデザインを採用、インカメラやセンサーの穴は目立たないように色が付いているほか、画面側ボディはブラックの塗装で統一される。

 メインカメラは約1220万画素。インカメラは約800万画素。チップセットはQualcommのSDM845、4GBのRAM、64GBのストレージを搭載している。最大400GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。

 OSはAndroid 8.0。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0をサポート。防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグ、ワイヤレス充電、au 世界サービスに対応している。

 バッテリー容量は3000mAh。連続待受時間はLTEで約400時間、連続通話時間はVoLTEで約1710分、標準的な利用での電池持ち時間は約100時間。

 大きさは約69×148×8.5(最厚部8.8)mm。重さは約161g。ボディカラーのラインナップはチタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラックの3色。

キャンペーン

 「Galaxy S9 SCV38」を5月31日までに購入し、auの応募専用ページで6月10日までに申し込むと、サムスン純正のワイヤレスチャージャー(スタンドタイプ)が応募者全員にプレゼントされる。賞品の発送は7月下旬以降。

「Galaxy S9 SCV38」ライラックパープル
「Galaxy S9 SCV38」ミッドナイトブラック
下段が「Galaxy S9 SCV38」、上段は「Galaxy S9+ SCV39」
キャンペーンでプレゼントされるワイヤレスチャージャー
発表会場で展示された「Galaxy S9 SCV38」
スーパースローモーション撮影における自動撮影・マルチ撮影のデモ