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Galaxy S9/S9+をデスクトップPCのように使える「DeX Pad」登場

 サムスン電子ジャパンは、最新の「Galaxy」シリーズ向けのアクセサリーとして、外部のディスプレイに接続してスマートフォンをデスクトップPCのように使える「DeX Pad」を5月18日に発売する。サムスンが自ら販売する純正アクセサリーで、家電量販店やオンラインショップで取り扱われる。販売価格は1万円前後になる見込みで、Amazon.co.jpでの価格は1万1750円(税込)。

「DeX Pad」と「Galaxy S9」
「DeX Pad」と「Galaxy S9」

 「DeX Pad」は、対応するGalaxyシリーズのスマートフォンをセットすると、テレビや外部ディスプレイに専用の画面を表示でき、デスクトップPCのようにオフィス文書を編集したりブラウザを利用したりできるというもの。ディスプレイとはHDMIで接続する。

 対応する端末は「Galaxy S9」「Galaxy S9+」「Galaxy Note8」「Galaxy S8」「Galaxy S8+」で、「DeX Pad」とはUBS Type-C端子で接続する。

 「DeX Pad」の最大の特徴は、従来モデルの「DeX Station」とは異なり、マウス・キーボードの接続が必須ではない点。本体をスタンド型ではなくパッド型(ベッド型)にすることで、スマートフォンの画面をタッチパッドやタッチ式のキーボードとして利用できるようにし、物理キーボード・マウスの接続を不要とした。なお、タッチ操作のキーボードは「Galaxy S9」「Galaxy S9+」のみが対応し、今後提供されるソフトウェア更新でサポートされる。

 「DeX Pad」から出力される画面は、解像度の設定を「HD+」(1600×900ドット)、「フルHD」(1920×1080ドット)、「WQHD」(2560×1440ドット)、「オート」の4つから選択できる。また、端末にあるイヤホンジャックに干渉しない設計で、イヤホンから音楽を聞きながらの操作も可能になった。

 本体の入力ポートはHDMI(最大 4K UHD/60Hz)、USB 2.0×2、USB Type-C。有線LANポートは非搭載。パッケージにはHDMIケーブル、15Wの充電アダプター、USB Type-Cケーブルが同梱される。

 大きさは約82.4×158.4×33mm、重さは約135.4g

ワイヤレスチャージャースタンド

 同社はまた、Qiに準拠したスタンド型の充電台「Wireless Charger Stand」(ワイヤレスチャージャースタンド)を5月18日発売する。こちらもサムスンが自ら販売する純正アクセサリーで、家電量販店やオンラインショップで取り扱われる。Amazon.co.jpでの価格は6458円(税込)。

「Wireless Charger Stand」

 「Wireless Charger Stand」はQiに準拠したスマートフォンなどを、立てかけるだけで充電できる。縦置き、横置きのどちらにも対応している。また、「Galaxy S7 edge」以降のGalaxyシリーズは急速充電にも対応する。

 折りたたみむことはできない。パッケージに同梱されるACアダプターは15W。大きさは約116×91.4×87.5mm、重さは約181g。ブラック、ホワイトの2色がラインナップされる。

 なお同製品は、「Galaxy S9」「Galaxy S9+」を期間中に購入し応募するともれなくプレゼントされるキャンペーンがauで実施されている。

 同社はこのほか、「Galaxy S9」「Galaxy S9+」の発売にあわせて、専用ケースもラインナップ、家電量販店などで販売する。