本日の一品
Blue on Blueの極致! Galaxy Z Fold7のケースに”AeroFrame Bumper for Galaxy Z Fold7”を選んだ
2025年11月10日 00:00
今年9月、筆者はGalaxy Z Fold7のケース選びで珍しく長く悩んだ。折りたたみスマホゆえの厚み・重量・質感のバランスをどう両立するか。その結果、アラミド繊維で極薄・極軽量を実現したPITAKA Ultra-Slim Case(片面タイプ)を前回紹介したわけだが、そこで終わらないのが衝動買い癖の悪いところだ。
片面スタイルに慣れた途端、今度は「皮だけ」ではなく「骨だけ」へ思考が暴走し、海外で先行販売されていた金属製バンパーケース“AeroFrame Metal Bumper Case with MagSafe for Z Fold7”を購入してしまった。今回は、その“骨しかない片面バンパー”を装着することで見えてきたFold7運用の新境地を紹介したい。
今回選んだAeroFrame Bumperは、筆者のGalaxy Z Fold7本体と同じブルー系カラー。装着してみると“Blue on Blue”のコントラストが絶妙で、金属フレームが本体と完全に溶け合い、まるで特注モデルのような存在感を示す。
装着方法と構造
AeroFrame Bumperは上下2パーツ構成。まず上部パーツをカメラユニットに被せるように置き、続いて下部パーツを差し込んで右上へスライド。するとZ字に組み上がったフレームが本体を確実にホールドする。
最後に更に上下のパーツを強く押し込むと自動ロックが掛かる構造で、外す際は側面の小さなオレンジ色のボタンを押しながら下パーツをスライドダウンすればよい。この着脱方式が実によくできており、金属バンパーらしからぬ“軽い操作性”が印象的である。
コーナーには衝撃吸収用のハードラバーが取り付けられ、予備パーツも付属。金属バンパーにありがちな“落下時の弱さ”に手当てした構造で、実用性の面でもよく考えられている。
中央リングのMagSafeとスタンド変形
フレーム中央の円形部はMagSafe対応。内蔵の薄いリングを指で引き上げると、そのままフィンガーホルダーとして使え、さらに自立式のスタンドにも変形する。
スマホを折りたたんだ状態/開いた7インチタブレット状態のどちらでも安定して自立するため、縦・横ともにスタンドとして実用レベルの強度がある。
MagSafe給電は不可、アクセサリー運用は快適
MagSafeアクセサリーは一般的な薄型バッテリー、カードケース、小型スピーカーなど問題なく吸着する。ただし、ワイヤレス給電はバンパーの厚みにより磁気コイルが本体と離れるため不可。
これは構造上仕方がない部分である。モバイルバッテリーと併用する場合は、短いUSB-Cケーブルで接続する“有線給電スタイル”となる。
AeroFrame Bumper+Bluetoothキーボードの「超モバイル執筆環境」
今回、筆者が最も魅力的だと感じたのは、AeroFrame Bumperと3COINSで購入した1000円Bluetoothキーボードをセットで持ち歩くスタイルだ。この組み合わせでも総重量は約516g。小型タブレット+キーボードのセットより圧倒的に軽いうえ、Fold7の7インチ画面は文章作成に十分な広さを確保。
さらにスタンド機能で角度調整も自在。カフェでも移動中のベンチでも、思いついた瞬間に物理キーボードで長文を書ける。この快適さは、これまでの「スマホで原稿を書く」常識を一段上げてくれる。
筆者のGalaxy Z Fold7ケース選びは、いまだ終着駅が見えない。しかし、片面カバーの軽快さに慣れた前回に続き、今回は“皮だけ”から“骨だけ+スタンド”へと進化。結果として、モバイル執筆環境の質を一段引き上げる効果を実感できた。
AeroFrame Bumperは、筆者が海外先行販売で購入した価格が59.95ドル(約9000円)だったが、現在は国内でも半額程度で入手できる可能性がある。Z Fold7をより自由に、より軽量に、より実用的に使いたいユーザーにとって、このバンパーは強く推奨できる“買いの一品”である。
| 製品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| AeroFrame Metal Bumper Case with MagSafe for Z Fold7 | Z Fold Case | $59.95 USD(7日時点での日本円9201円) |










