本日の一品

超ミニミニ過ぎて、これ三脚? と疑うほどのマンフロットの三脚

 地面にじかに置きたくないデバイスというのはいろいろある。たとえばスマホとか、カメラとか。少し離れたところに置いて自撮りするときのために、ホルダーなり三脚なりを常備している人もいるのではないだろうか。

マンフロットの「POCKET三脚S」

 筆者の場合は取材のときによく使うICレコーダーがそうだ。手で持ったまま使うこともあるが、時には床に置いたりしなければならないこともあって、なんとなくイヤな感じ。だいたいはテーブルの上に置くことが多いのだけれど、それでもテーブルの振動を拾ってノイズが紛れ込むので、できれば三脚で設置したい。

 ICレコーダーのサイズに見合うちょうどいいミニさ加減の(かつICレコーダーが備える1/4インチねじ穴に固定できる)三脚はなかなか見つからないのだが、ひと目見てこれは良さそうだぞ、と思って購入したのが、マンフロットの「POCKET三脚S」という製品だ。

 これは本当に三脚なの? と疑ってしまいそうな細長い見た目。でも、ちゃんと脚となるものが3つ生えていているので、三脚ではある。脚は普段は本体底面に折りたたんで収納しておき、三脚として立てるときは広げるだけ。広げる角度は無段階で調整できる。

脚は折りたたんで本体底面に収納
脚を広げればちゃんと三脚に

 幅約20mm、長さ約80mm、厚み約8mm(いずれも実測、ネジの突起部を除く)というコンパクトさで、ICレコーダーにも見事にシンデレラフィットした。脚の広げ方をうまく調整すれば少し角度も付けることができ、ある程度相手に狙いを定められるのもいい。

ICレコーダーに装着したところ
多少の角度を付けてある程度狙いを定められる

 薄型のおかげで装着したまま手持ちするのも、ケースに入れて持ち運ぶのもOK。ICレコーダーの電池を交換するときには外さなければいけないところだけちょっと面倒ではあるけれど、基本的に付けっぱなしにしておけるので楽ちんだ。

装着したままでも邪魔にならず、ケースに入れて持ち運べる

 もちろんコンパクトデジカメにも使える(重めの一眼レフだと脚のバネが耐えられず、勝手に広がるか折りたたまれるかしてしまうので注意)し、別途スマホホルダーなどと組み合わせてスマホでの自撮りに活用するのもよし。用途はかなり狭いかもしれないが、その用途ではかなり満足度高く使えるアイテムだと思う。

コンデジにもぴったり
何らかのスマホホルダーと組み合わせるのもいい
製品名発売元販売価格
POCKET三脚S MP1マンフロット3000円前後
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