本日の一品
スマートホームをリモコン1台でまとめて操作、SwitchBot 学習リモコン
2024年11月21日 00:00
家電や照明をスマホやスマートスピーカーから操作するスマートリモコンは一度設定してしまえばかなり便利です。
筆者宅もいろんな機器をスマートリモコンで操作できるように設定しているのですが、イマイチ家族は便利に使ってくれません。
使ってくれない理由を聞いてみると「スピーカーに話しかけてもうまく認識してもらえなかった」など、特に音声コマンドでの操作に不満があり、面倒になった結果今まで通り機器毎のリモコンを使ったり、本体ボタンの操作の方が楽、早いとなってしまっているようです。
ただ、せっかく色々設定したんだし、便利に使ってくれないかな……というタイミングでSwitchBotから「学習リモコン」が登場したのでこちらを買って設定し使ってもらうことにしました。
「SwitchBot 学習リモコン」はその名の通り、複数のリモコンを学習し1台に集約できる、昔からある学習リモコンです。ちょっと違うのは赤外線方式のリモコンだけでなく、SwitchBotのさまざまなスマート家電の操作もリモコンから行える点が挙げられます。
たとえばLEDテープライトだったり、E26口径のスマート電球だったり、普段はSwitchBotアプリからの操作やスマートスピーカーから操作するような機器も、SwitchBot 学習リモコンからオン・オフや照明の色味の調整などを行うことできます。
また学習リモコンといえば家中の色々なリモコンを学習リモコンに向け「ボタンと信号を記憶して設定していく」のが結構手間ですが、SwitchBot 学習リモコンはすでに「SwitchBot ハブ」のような、スマートリモコンが設定済みであればそこからリモコンの情報を引き継ぐことができるため、セットアップも非常に簡単です。
学習リモコンとしては見た目は結構シンプルで、従来の学習リモコンから想像できる「ボタンがゴテゴテついていて、1台でなんでもできるけど、機器毎のボタンの役割を覚えるのが面倒」でないのもスマートです。
大きさも今時のテレビリモコンと同じくらいなので大きすぎず小さすぎず、背面に向かってラウンドした筐体は持ちやすくもあります。さらに電池も充電式。USB Type-Cで充電できるので、リモコンの電池切れの際に乾電池を探す煩わしさからも解放してくれます。
またSwitchBotの製品で、スマート家電の一角を担うという意味で今までのリモコンとの違いを感じるのは「大型のディスプレイ」でしょう。選択中の機器のメニューが表示されるだけでなく、画面下に設けられたボタンを押すことでさまざまな設定・ボタンの役割を選択できるようになっています。
メニューを開いた後は「戻る」ボタンを押下したり、他の機器への切替はスマートフォンのホームボタンに相当するボタンからメインメニューに戻るなど、スマートフォンの操作に慣れた人であれば割と感覚的に操作できます。
実際の操作感としてはボタンの数は少ない分、どの機器を学習させ利用するにしても「よく使うもの」を中心に設定していけば押し間違いなどもなく、ボタンのクリック感も良好だったりと総じて使いやすいリモコンといった印象です。
また便利な機能として、スマートフォンのSwitchBotアプリから「リモコンを探す」機能が用意されており、よくある「リモコンどこやったっけ」もSwitchBot学習リモコンであればスマートに解決することができます。
そのほかにもキーバックライトが備わっていたり、カーソルキーを懐かしのiPodの「ホイール操作」のように利用できたり、なかなか使い込んでいくと便利な機能の多さに驚かされます。
当初は「スマート家電の操作を家族に便利に使ってもらう」ための購入でしたが、色々設定していくうちに自分用も欲しくなり、2台目の購入もしてしまいました。スマートスピーカーの音声コマンドも色々な機器を増やしていくと意外と煩雑なので、実はヘビーユーザーほどSwitchBot 学習リモコンとの相性がいいのかも。
SwitchBot 学習リモコンはスマートホームを構築している人であれば、1台は持っておいて損はない学習リモコンです。
製品名 | 発売元 | 価格 |
---|---|---|
SwitchBot 学習リモコン | SwitchBot | 6980円 |