本日の一品
テレワークに最適かも! バッファローの10ギガ&マルチギガ対応スイッチングハブ
2024年11月20日 00:00
筆者の仕事部屋には10Gbpsの有線LANが1本だけ壁から生えている。が、実際に使うパソコンとかのデバイスは何台もあるわけで、分岐させたいと思うことがしばしばあった。
分岐させるにはスイッチングハブが必要。でもって、せっかくなら10Gbps対応が欲しいし、今どきはマルチギガ(2.5Gbpsや5Gbps)のデバイスも増えてきているので、それらもちゃんと接続できるやつがいいな、と思った。
10Gbpsやマルチギガに対応するスイッチングハブはいろいろなメーカー製のものがあるけれども、そこそこ値が張る。そんななかでも比較的安価(2万円あまり)で、最大10Gbps/5Gbpsのポートが2つ、最大2.5Gbpsのポートが4つあるバッファローの「LXW-10G2/2G4」を選んでみた。
2つある10Gbpsポートのうち1つには、壁から生えているLANポート(ルーター)からのケーブルをつなぎ、もう1つの10Gbpsポートはメインで使っているデスクトップパソコンに。ほかに有線LANでつなぎたいデバイスを使うときはほかの2.5Gbpsポートにつなぐ、というのが普段の使い方になっている。
仕事絡みで10Gbps対応機材を借りて試すタイミングでは10Gbpsポートがやっぱ少ないなあと思うのだけれども、一時的なものなので差し替えながら使っている。とりあえず、身の回りのすべてのデバイスをマルチギガ以上で使えるようになったので一安心、といったところ。
で、この製品のちょっと便利でうれしい点が、QoSスイッチというものがあること。いわゆるアンマネージドなスイッチングハブなのでポートごとの細かな設定変更なんかはできないものの、このQoSスイッチをオンにすれば2つの10Gbpsポートの通信をほかのポートより優先させることが可能なのだ。
たとえば2.5Gbpsポートの方で通信量が多くなってしまうと、10Gbpsポートにつないでいるメインデバイスの通信が妨げられる可能性がある。Web会議している最中にほかのデバイスがめっちゃ通信したせいで音声が途切れる、みたいなアクシデントも起こりえるわけだ。でも、このQoSスイッチを使えばそうした問題を防ぎやすい、というわけ。
スイッチ一発でオンオフを切り替えられるので、ソフトウェア(Webブラウザーなど)で設定しなければならないマネージドスイッチより使い勝手はむしろいい。在宅勤務していてWeb会議が頻繁にある、というような人にはおすすめしたいアイテムだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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スイッチングハブ LXW-10G2/2G4 | バッファロー | 2万1384円 |