本日の一品

側面が開く、荷物の取り回しが便利なトートバッグ「サットン」

 トートバッグが好きです。デザインや素材も色々で、比較的安価な事もあり、つい新しいものを購入しては余らせがちな筆者です。トートバッグの利点といえば、サイズにもよりますが大容量で、整理などは後回しにして、とりあえずモノを色々と放り込んでおけるところ。反面、荷物を一緒くたにゴチャっと底の深いバッグの中にしまう構造上、逆にサイフなどを取り出そうと思ったときに若干、手間取ったりもします。

キングジムのトートバッグ「サットン」

 まあトートバッグはそういうものだしと思い特に気にしてはいなかったのですが、キングジムから「なるほど、その手があったか」と思わず膝を叩いた新製品が発売されました。それが今回ご紹介するトートバッグ「サットン」です。

袋の側面が開くので、さっと荷物を出し入れできるのが特徴です。

 サットンは袋部分の側面ににファスナーが備え付けられたトートバッグです。このファスナーを開くと、バッグを肩にかけたまま袋がナナメに開くので、バッグの中身に簡単にアクセスできます。バッグの中にサイフやスマートフォンを適当に放り込んだままになっていても、スムーズに出し入れ可能というわけです。

バッグ自体の大きさは身長174cmの筆者に対してこれくらい。普段遣いするのに良いサイズです。底面のマチは紙パックの牛乳が一本入るくらい。
ファスナーを開けば、大型の書籍などの荷物を入れるのも肩にかけたままラクラク。
財布などバッグの中に放り込んでおいたものもさっと取り出せます。

 実際に使ってみると、これが想像していた以上に便利。トートバッグの中に大きめのモノをしまうとき、口を開くためにいったん台の上などに置く手間がなくなりましたし、上述のようにサイフを取り出すのにバッグの中に手を入れて探る必要もありません。こんな取り回しが良くなるものかと、思わず感心してしまいました。

ナイロンタイプの製品にはゴムバンドが付属し、折りたたんで持ち運び可能。サブバッグとしても便利です。

 製品のバリエーションとして、軽く折りたためるナイロンタイプと、ナイロンタイプよりも少しだけ底が深く、丈夫な構造のポリエステルタイプの2種があります。筆者はサブバッグ的に使いたかったのでナイロンタイプを選び、折りたたんで持ち運んでいます。仕事でも、夏や冬に開催される大規模な同人頒布会イベントでも活躍しそうな本製品、お一つ持っていて損は無い一品だと思います。

製品名購入場所価格
サットンキングジム公式オンラインストア2,420円(税込)