本日の一品
MacBookに「細」で「長」なUSBハブ、使用時もそうじゃないときも邪魔にならない
2023年6月14日 00:00
M2チップのMacBook Airを使っている。で、先日遠方取材でホテルにこもって原稿を書いているときにあらためて思ったのが、やっぱUSB Type-Cポートが2つしかないのは不便だなあ、ということ。当たり前のことだけれど、複数の周辺機器を同時に使いたくても、2ポートだけだとたびたび差し替えなければいけなかったりするのだ。
たとえば、その時はType-C接続のモバイルディスプレイも一緒に使っていて、でも同じくType-C接続のSDカードリーダーを装着しようとすると幅があるので、隣のポートをさえぎってしまい、モバイルディスプレイを一時的に外さなければならなかった。SDカードを使うということは、写真を扱うということ。ベストな写真をサムネイルから選ぶ際に大画面のモバイルディスプレイで確認したいのに、それができないのはなにげにストレスだった。
そんなわけで、より多くの周辺機器を同時接続できるように、USBハブを導入することにした。ただ、持ち歩くことになるデバイスが新たに増えるわけなので携帯性をできるだけ重視したい。と思って選んだのが、Ankerの「PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」だ。
コイツはとにかく細くて長い。ケーブル部分を除いたサイズは132×23×18mmということなので、昔からよくある油性マーカーくらいだろうか。そこにUSB Type-C(5Gbps、USB PD給電とDisplayPort Alternate Modeは非対応)、USB Type-C(パソコン側へのUSB PD給電専用)、USB Type-A×2(5Gbps)、HDMI、1Gbps LANポートの計6つのインターフェースを内蔵している。これ1つでUSBメモリーやらSDカードリーダーやら、外部モニターやら有線LANやらが一度にまとめて使えることになるわけ。
細長いおかげで、使用中は無駄に存在感を主張しないし、使っていないときもバッグの隙間スペースにサクッと差し込んでおけたりするので邪魔にならない。これまで一緒に持ち運んでいた、USB接続の有線LANインターフェースが不要になったので、差し引きすると荷物としてはほんのちょっぴりプラスになったくらいの感覚だ。
さらに多くのインターフェースをもつUSBハブもあるけれど、筆者としてはこれくらいの装備がちょうどいい。たとえば人によってはSDカードリーダーがないことや、Type-Cケーブル1本での外部モニター出力に対応していないところがネックに感じるかもしれない。でも、筆者の場合SDカードリーダーはすでに所有しているし、外部モニター出力はMacBook Air側のもう1つのType-Cポートを直接使えばいいだけだ。
持ち運びのしやすさを考えると、あれこれ高望みして1つで全てをカバーしようとするよりは、今使っているノートパソコン(MacBook Air)の弱点を補えるだけの機能を最低限持っているUSBハブを選ぶのが正解じゃないかなあと思っている。質感やカラーリングはMacBook Airに近いものがあるし、デザイン面もなかなかに満足度が高くて、実にグッドな一品だ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ | アンカー・ジャパン | 5990円 |