本日の一品

ペット用自動給水機洗いに最適なペットボトル洗いBEANS

レジに並んでいる時に、よく目的も分からずに買ってしまいそうな可愛さ

 ペットボトルを筆者が初めて見たのは確か今から三十数年前のコカ・コーラが最初だった記憶がある。それ以降、多くの飲料系商品にはペットボトルが採用され、今では世界で1秒間に約2万本が消費されているという。

 地球環境への配慮からそのリサイクル活動も活発になりつつある。またペットボトルそのものの消費者宅での再利用アイデアも進み、家庭でもさまざまな形でペットボトルが使われているようだ。

 ペットボトルを破壊分解せずに使う例としては、洗ってもう一度、食品素材を収納することが多いようだ。良く見かける非常用の水を入れたり、お米やパスタを入れたり、最近では冷凍の刻んだネギやコーンなどの冷凍野菜を保存する人も多いようだ。

 ペットボトル再利用の進んでいない筆者宅でも、もしもの時の非常用の水の保管と、観葉植物に水をやるじょうろ、ワンコの散歩のときに必ず持って出るオシッコを流すためのボトルとして細々と活用している。

 極めて使用本数と再利用頻度が低いので、従来から再利用しているペットボトルが薄汚れてきたら、新しい使用済みのペットボトルと交換していた。当然、ペットボトルを洗浄する必要性はまずなかった。

 そんなお気楽な筆者宅だったが、ひょんなことから室内に置くワンコ用の水飲み容器を大きな自動給水機に買い替えた。大きくユニークなペットボトルをうつ伏せに設置するよくあるタイプだが、ペット用の飲料水なので、当然、内側は綺麗に洗浄することが必要になってきた。

実際にパッケージから出して手に乗せてみると意外にもどっしり感が……

 そんな時に、偶然、別件で行っていた表参道のMoMAショップのレジそばで見かけた可愛い“えだまめタイプ”のペットボトル洗い“BEANS”をレジに並んでいる間に買ってしまった。

 セラミックの丸いおもりを薄いスポンジでくるんだだけのペットボトルクリーナー(以降:BEANS)だったが、実際のペットボトルで試してみたところ、なかなか快適だった。

 ペットボトルのサイズにもよるが、コンパクトな飲料系のモノでは飲み口の直径が小さくBEANSが通過するようには入らない。無理やり押し込むと今度はBEANSを取り出す時に苦労しそうなので、何か丈夫な細い紐をBEANSの穴に通して、洗浄後に引き出す手段を確保しておくことが絶対に必要だ。

口の細いペットボトルなどではBEANSが取り出せないこともあるので紐付けがお薦め
ギリギリ押し込めるタイプなら絶対に紐付けが必須だ
静かに底近くまで当たるような長さに紐を調節する

 実際にBEANSによる洗浄では、ペットボトルの中の水はやや少なめ。そして確実に紐でつないだBEANSを押し込んで、カクテルをシェイクする要領で勢いよくガシャガシャ振ることで内面が綺麗になる。

後は、出口を塞いでガンガン振るだけ。ずっしり重いのがお掃除には功を奏する
出口サイズが余裕のペット用の水飲みペットタンクは、BEANS2個で洗浄する

 これは筆者宅の本来の狙いであるペットの自動給水機用の大きなペットボトルでも同様だった。出口の直径が大きいので、BEANSの出し入れは楽々だ。実際にやってみるとBEANSはあと2個ほど追加した方が快適かつ短時間でお掃除は終わるかもしれない。

水を3分の1程度いれても振るのはそこそこ力がいるが、綺麗になる
ペット用の水飲みタンクの洗浄で、我が家のペットは衛生的な水が飲める

 最初は単なるキッチンのお洒落アイテムかと思い、ダメ元でも良いという気持ちで買ったが、セラミックのおもりがなかなかいい仕事をやってくれるようだ。おもりの効果を生かすも殺すも、基本的に洗浄時にペットボトル内に入れる水の量で決まるので、何度かやって、最適な頃合いを見つけることだ。BEANSのおかげで、夏本番を前に我が家のワンコは毎日綺麗な水が飲めている。

製品名購入場所購入価格
BEANS えだまめペットボトルクリーナー(2個セット)表参道 MoMAショップ410円(税込)