「フラッティ」はバッグ内の整理整頓に最強の相棒ではないのか

　「バッグの中を効率的、かつ、きれいに整頓したい」という欲求は、いつの時代においても普遍的なものだ。必要と思われるものを選び抜き、レイアウトを考慮して収納したとしても、いざ外出すれば、ただ歩いているだけで、いつの間にかバッグの中が混沌に満ちてしまう。

　現代では、そうした悩める人々を救うアイテムが数多く登場し、バック内整理グッズ界が形成されていることはご存じだろう。そんな中、筆者が見つけたのは、ファイル関連製品、そしてたまに奇想天外なアイデア製品をリリースすることでお馴染みのキングジムの新製品「フラッティ」だ。

「封筒サイズ」はチケットがすっぽり入る幅だ

マチの幅は2㎝。芯材入りでも重さは110ｇと軽い

　ビニール製のバックインバック型ケースがあまたある中、「フラッティ」の特筆すべき特徴は「マチ」と「芯材入りのハードタイプ」という2つだ。あ、マグネット式で留めるフタで、片手で簡単に開閉できることも忘れてはいけない。

背面にチケット。内ポケットにポストカードとUSBメモリを入れてみた。

　今回は245×145cmの封筒サイズを手に入れた。20mmのマチがあるため、小型のモバイルバッテリーもすっぽりだ。表は透明のビニールなので中身を確認しやすい。内側には内ポケットがふたつ、外側にもポケットがある。収納性は十分だ。ちなみに封筒サイズ以外にもA5サイズ、A4サイズもあり、カラーは5種類から選べる。

いろいろいれてもすっきり収まる。

　背面とフタに芯材が入っているのでしっかりしている。写真やカード類を入れるのにもいい。いろいろなものを放りこんでも、ケース本来の形から崩れることがなかった。とにかくフラットに収めることにこだわったのだろう。芯材の使ったハードタイプにもかかわらず、軽量なのもいいところ。これで、カバンの中に平和がやってくる。