本日の一品

MacBookのアダプターを横向きに挿せる魔法のプラグ「Blockhead」

純正アダプターに取り付けた状態。青い部分が本製品

 MacBookの純正ACアダプターと言えば、規格が統一されており汎用性が高い反面、大柄なボディからプラグが直接突き出ているため、コンセントに挿しにくいのが欠点だ。また、ケーブルが正面に向かって伸びる構造ゆえ、壁面コンセントに挿し込んだ際もケーブルを足に引っ掛けやすく、またアダプターの自重で抜けそうになることもよくある。

 こうした場合に便利なのが、MacBookのアダプターを横向きに挿せるようにする魔法のプラグ「Blockhead」だ。これを使えば、壁面コンセントに挿した際に奥行きを取らず、かつケーブルを足に引っ掛ける心配も減らすことができる。

製品本体。敢えてアダプター本体と異なるカラーリングなのが面白い
裏面。純正アダプターのプラグ部のかわりに挿し込む
製品パッケージ。国内ではフォーカルポイントが販売している

 魔法のプラグ、といっても構造はシンプルで、純正アダプターのプラグ部分を本製品に取り替えるだけ。詳細は写真をご覧いただければと想うが、プラグが突き出ている面そのものが変わるので、壁面のコンセントに挿した時も、奥行きが最小限で済むようになる。

 ケーブルが伸びる向きが真横から真下になるため、足に引っ掛けにくくなるのはもちろん、壁面コンセントに挿した際の重量バランスも改善され、足が当たるなどの衝撃を受けても抜けにくくなる。というよりも、壁にピタッと沿うため、衝撃を受ける機会自体が減少する。

並べてみると構造がよく分かる。
純正プラグの代わりに挿し込むだけでよい
取り付け完了
反対側から見たところ。壁面に沿って配置しやすくなる

 本記事の使用例写真ではMagSafeアダプターと組み合わせているが、同じ規格を使っている現行のUSB Type-C仕様の電源アダプターはもちろん、iPad用のアダプターにも使える。Appleのこれらアダプターのプラグ部はいまのところ規格が統一されているので、買い替えなどで現在の手持ちのアダプターを手放すことになっても、引き続き使えるのはありがたい。

唯一気をつけたいのが、純正品と異なり、プラグ部が折りたためないことだ。持ち歩きの際もプラグが露出したままになるため、従来に比べバッグの中ではややかさばる。こうした特性を考えると、自室やオフィスなどでつねに据え置きで使っている場合のほうが、より効果を発揮しうる製品と言えそうだ。

背中側。かなり自己主張が激しい色およびロゴだ
純正アダプターそのままだと、本体およびケーブルが正面に向かって突き出している
本製品に交換すると、アダプターが壁面と並行に挿し込めるため奥行きを取らず、かつケーブルも下から出るので足を引っ掛けにくくなる
規格が同じiPad用アダプターでも利用できる
製品名販売元購入価格
Blockheadフォーカルポイント2678円