てっぱんアプリ!

写真1枚から3Dモデル生成、感情たっぷりの音声再生も可能な「Copilot Labs」
2025年11月21日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
AIでできることは日々広がっている。仕事に役立つものもあれば、自分では想像もつかないような新しい発想で驚かせてくれることも。そんなAIの新しい使い方を提案している「Copilot Labs」では、実用にもなりそうなツールがいくつか公開されているので、ぜひ試してみてほしい。
1枚の画像から立体的な3Dデータを作り出す
「Copilot Labs」は、MicrosoftのAIアシスタントであるCopilotの技術を応用した新しい機能を試せるWebサイト。正式リリース前の実験的なツールがいくつか公開されており、そのなかでも今すぐ使えて実用にもなりそうなのが、「Copilot 3D」と「Copilot 音声表現」だ。
前者のCopilot 3Dは、画像1枚から3Dモデルデータを生成できるツール。写真撮影したものや、生成したイラスト画像などをアップロードするだけで、そのイメージをもとに立体的な3Dモデルを作り出し、アニメーションGIFや他の3Dモデリングツールで読み込めるデータとして出力できる。
単一の被写体を3D化するのに向いたもので、背景をできるだけプレーンにすることで3D化の精度が高まるようだ。出力したデータは3Dアートやゲームなどに取り込んでもいいし、3Dプリンターで立体化するのにも役立てられる。
いろいろな声色、キャラ付けでAIにしゃべらせる
もう一方のCopilot 音声表現は、さまざまな感情や声質、キャラクターなどを選択したうえで言葉をしゃべらせることができるツール。たとえば「Excitement」の感情を選択してプロンプトに話してほしいテーマなどを記述すると、そのテーマに沿ったセリフ内容を興奮した様子で話してくれる。その場で音声再生できるほか、MP3ファイルでダウンロードすることも可能だ。
喜怒哀楽のような感情以外にも、ロボット風やお化け風、トレーニングインストラクター(Workout)風といったいろいろなキャラ付けでしゃべらせるのもOK。トレーニングインストラクターの声色で単純に「腹筋を応援」とお願いするのもいいし、あえて「ゆで卵の作り方を説明」というように料理の手順を説明してもらうのも面白い。残念ながら生成されるのは英語音声のみだが、プロンプトは日本語でも問題なし。英語のリスニングを楽しく学習することもできそうだ。








