スタパ齋藤の「スタパブログ」

GALAXY Tabが入るフロントバッグ
前にエントリした「GALAXY Tabを自転車GPSマップにする作戦」だが、問題はどーやって「走行の途中で地図を見るか?」である。
まあ、休憩中のみ電子地図を参照するなら、単にGALAXY Tabを携帯すればいいだけだ。が、交差点で「あれ? ココって想定のルートと違うよな!?」とか思ったらその場でチョイと地図を見たい。
理想的には「GALAXY Tabを防水ハードケースに入れて自転車のフレームに固定」とかである。が、それはいかにもお金がかかりそーでゴテゴテしそーで自転車を傷めそうで、さらに失敗しそうでもあるし、GALAXY Tab故障しそうでもあるし、なーんだ全然理想的じゃねーやと思った。ので、フロントバッグを使うことにした。
フロントバッグは、自転車のハンドルの前方に取り付けたりする小物入れですな。昔はランドナーにフロントバッグ付けて、フロントバッグの上部に紙地図を入れてツーリングに行ったりした。その紙地図をGALAXY Tabに置き換えるってわけだ。
購入したフロントバッグは、RIXEN & KAUL(リクセンカウル)のKT811ディパックボックス。RIXEN & KAUL独自のKLICKfixアダプターシステムでワンタッチにて装着できる軽量のフロントバッグだ。
早速これにGALAXY Tabを入れてみたら、んー、まあ、なんとかなりそう。時間を見つけてGALAXY Tabサイクリングを決行してゆきたいッ!!
GALAXY Tabは自転車GPSになるかな?
しばらく前からGALAXY Tabを使っておりまして。これからはAndroidだゼ~っ!! という勢い……ってのもありますが、3G回線使えてある程度画面大きくてネットの地図サービスを快適に利用できるから、みたいな。
すなわち、GALAXY Tabをナビとして使えないかな、と。もっと言えば自転車走行中の電子地図として役立たないかな、みたいな興味でGALAXY Tabをいじくり中である。
なぜ改めて自転車でタブレットで電子地図? かと言うと、単純に、自転車で出かけた先で、十分大きな画面上で周辺地図を閲覧したいからだ。iPhone 4とかGPSサイコンでも地図閲覧はできるが、もっとラクかつジックリと地図を見て、その後の走行ルートを考えたい、というわけだ。
こーゆー欲求が強くなった理由として、MTBに乗り始めたことが大きい。拙者におけるMTBは、ダートロードを楽しんで走れる自転車である以上に「悪路も坂も気軽に走れる偵察用バイク」てな存在。行ったコトない場所に……とりあえずこのMTBで行っちゃえ~!! みたいな。
結果、我ながらずいぶんカンタンに道に迷うようになった。迷ったら迷ったでオモシロかったりするんですけど、でも、ソコで快適に現在位置把握および今後のルート模索を行えたら無敵感が高まるじゃないですか!! てなわけで、GALAXY Tabで自転車GPS電子地図作戦を、てなわけでした。
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ドコモのGALAXY Tab SC-01C(サムスン製)。Androidタブレットですな。データ通信のみの料金プランで使用中。画面の大きさと本体の質量のバランスは自転車向けかも!? | ギャニャクシーニャブってニャにかしら? アンニョニョイニョらしい。スニャホね。スニャホだね。ニャニニュニェニョね。ニャニニュニェニョだね。ニャ。ニャ。的な |
iPhone 4ホルダになるトップチューブバッグ
自転車雑誌のグッズ記事で、birzman(バーズマン)のZYKLOP-NAVIGATOR(ジックロップ・ナビゲーター)というトップチューブバッグが紹介されていた。それを見て、なんかピピッとキて即注文&ゲット&使用。
コレ、自転車のトップチューブ(フレームのうち上のパイプ)のハンドル近くに装着する小物入れですな。表面に透明カバーのポケットが付いていて、そこにiPhone 4などのスレート型端末が入るようになっている。
ZYKLOP-NAVIGATORの使用感的結論を言えば、拙者的には、これまで使ったトップチューブバッグのなかで最も良かった。走行中に内容物(行動食など)を取り出すような使い方にはあまり向かないが、メーカー価格2100円とは思えない利便がある。
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birzmanのZYKLOP-NAVIGATOR。自転車のトップチューブに装着する小物入れなのだ | 上部は透明カバーのポケットになっている。iPhone 4を入れたまま操作できる | 開いたところ。内側には2つのメッシュポケット。iPhone 4はこの状態で出し入れする |
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チューブに工具に行動食に財布にと、けっこーな収納力があったりするのだ | 自転車のトップチューブに装着したところ。意外なほど座りがよく、安定する | バッグかしら? バッグだね。入ってみたいニャ。入りたいね。ニャ。ニャ。的な |
拙者の場合はコレの透明カバーポケットにiPhone 4を入れている。小物入れ兼iPhone 4ホルダーになるんですな。で、透明カバー越しにiPhone 4などの静電容量方式タッチパネルを操作できる。ただ、カバーがちょっと厚手なので、普段よりやや強めに(カバーと画面を都度密着させる感じで)タッチしないとスムーズに反応しないことがある。
ホルダーとしての安定感は、ポケットに入れた状態ならiPhone 4を落とすことはアリエナイ感じ。てのは、バッグのファスナーを開いて、内側からでないと、iPhone 4などをポケットに入れられないからだ。また、バッグ自体はヘッドチューブから出たパイプとトップチューブに面ファスナーベルトで留めるが、これも走行中に落ちたりする可能性はほとんど無さそうだ。
それと、ポケットに入れた状態でiPhone 4は自転車のフレームから浮いた状態で離れている。バッグ自体がクッションとなっているので、iPhone 4に振動が伝わりにくい感じ。実際にiPhone 4をこのバッグに入れて(わりと凸凹な道を)100kmくらい走ったが、不安を感じたことはない。
バッグ内の容量は……えーと、バッグは幅60×長さ170×高さ80mmで質量105gとなっているが、ていうか拙者はバッグにサイフとアーレンキーくらいしか入れていないが、試してみたら700×23cのチューブ×2本+アーレンキー+小さな財布+パワーバー1枚とか入る感じでけっこー大容量な気が。バッグ内には2つのメッシュポケットもある。
なお、バッグはファスナーで完全に密閉される。内部にホコリや水が侵入しにくく、また上部は透明カバーで水を通さないが、防水とか防滴ってコトは明記されていない。
難点は、iPhone 4の出し入れがちょっと面倒なところ。写真撮るたびに、いちいちバッグのファスナーを開いてから、フタ部分のポケットから引っ張り出す、みたいな。あと、トップチューブ側の面ファスナーベルトが長すぎる感じ。チューブが細いクロモリの自転車だと一工夫しないとトップチューブにシッカリと固定できないかもしれない。
でも、ニャカニャカ良い!! のでロード用にも買うニャ!! と思ったらビミョーに品薄ですな。なんか最近品薄遭遇率高いんですけど~。
MTBでCAMELBAKでボトルでハイドレーション
最近、MTB(マウンテンバイク)ばっかり乗ってる拙者。冬はMTBがナニカとイイ!! とか痛感中である──ロードバイクほどスピードが出ないので体が冷えにくく、町中や林間などの風が弱めのエリアを問題なく走れるし、坂道上がるのも得意なので激坂チャレンジで負荷が強めにかかって体が温まりまくる。
それに加えて、ていうかコッチが核心だが、MTBでのトレイル走行(舗装されていない不整地を走ること)がヒッジョーに楽しい。未舗装林道とかをガシガシ走る。ロードバイクなどで走ったら一瞬でパンクするようなガッタガタのダートロードを走るのが超オモシロいのである。
ただ、難点がヒトツ。土の道を走るのでソッコーで自転車が埃だらけ~泥だらけになる。同時に、自転車の装備品も汚れる。とくにフレームに装着している飲料入りボトルが砂埃だらけになって、実質、走行中に飲めなくなっちゃう。ボトルの飲み口が砂埃だらけで、飲めば口のなかがジャリジャリ。それ以前に非衛生的ですな。
というわけで、バックパックにボトルを入れて走行するようになった。ちなみに、使っているのはポーラーのボトルにキャメルバック(CAMELBAK)のボトルキャップをセットしたもの。
しかしこのスタイルも面倒。バックパックのサイドポケットからボトルを抜きにくいのだ。走行中はたいへん危険。でもいちいち止まって飲むのもなぁ……。
というわけで、キャメルバックの自転車用ハイドレーション製品を使おう……と思ったが、しかし、以前に使ってプチ懲りていたのであった。フツーに便利な製品なのだが、ケアが面倒なのだ。
キャメルバックなどのバックパックタイプのハイドレーションシステムは、たとえばリザーバーと呼ばれる水袋に飲料を入れて背負うかたちになる。で、まず、この袋への給水~バックパックへのセットが少々面倒。水を入れるとけっこーダフンダフンな感じで、バックパックに挿入しにくいのだ。
それと、拙者はリザーバーにスポーツドリンクを入れたい派。なのだが、そういう飲料をこういった水袋に入れると、使用後、かなりしっかり洗う必要がある。スポーツドリンクの養分もあってか、わりとカンタンにカビが生えたりするからだ。ちなみに一般のボトルも同様、テキトーに洗ってるとソッコーでカビる。あまり意識していない方は、たまにボトルの内部を細かくチェックしたほうがいいと思う。
結局、バックパックタイプのハイドレーションシステムは飲料を詰めてバックパックにセットするのが面倒で、使用後はすぐ入念に水洗いしないとダメ。キッチリしたツーリングやレース向け!? 気軽なサイクリングには向かないニャ~、と。
そこで使い始めたのが、キャメルバックのボトルハンズフリーアダプター。キャメルバックのボトルキャップと組み合わせると、本来は手で持って飲むボトルから、手を使わずチューブを使って飲むことができる。ちなみに、このボトルキャップはキャメルバック製以外の多くのボトルにフィットするので、手持ちの自転車用ボトルをチューブで飲めるハイドレーションシステムに変えられる可能性が非常に高い。
具体的には、ボトルをバックパックに入れて、そこからのびるチューブを肩当たりにたらし、そうして走行中に飲んでいる。とてもスムーズに飲めるし、安全でもあるし、もちろん飲み口が砂埃だらけになることもない。また、事前/事後のケアもラク。やはり硬質なボトルは洗いやすい。チューブは少々洗いにくいが、まあ前述のリザーバーを洗う手間を考えたらヒッジョーにラクと言えよう。
あと、予想外の副次的効果も。
冬場はスポーツドリンク粉末が水に溶けにくいので、40℃程度のお湯で溶かしている。ボトルに粉末入れてお湯注いでキャップ閉めてシャカシャカと。それでカンペキに溶ける。ボトルは前述のポーラーのボトルを使っている。で、このボトルをバックパックに入れるわけだが、スポーツドリンクが冷えにくくてイイ感じ。2時間程度なら「温かいとは言えないが冷たくはない飲料」で補給できるのだ。
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キャメルバックのボトルキャップ。ストロー付きなのでボトルを傾けずに飲むことができる。飲み口を倒せば飲料が出てこない | 保冷対応のポーラーボトルで使用中。このように多くの他社製ボトルに装着できちゃったりするストロー式ボトルキャップなのだ | キャメルバックのボトルハンズフリーアダプター。同社のボトルキャップとの併用で、ボトルからチューブで飲めるようになる |
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こんなふうに飲み口部分を取り外し、かわりにボトルハンズフリーアダプターを取り付けるだけでOK。なかなかお手軽なのであった | 飲み口はこんな感じ。軽く噛むと穴が開き、飲料を吸い上げて飲むことができる。黄色い部分は飲料をこぼれなくするストッパー | うかちゃんもニャメルニャックで飲んでみたいニャ。スポーツドニンクは酸っぱいよ。じゃあイヤです。ぼくもイヤです。みたいな |
iPhone 4とビニール袋と洗濯バサミ
MTB(マウンテンバイク)に乗り始めてから、iPhone 4をウィンドブレーカーの胸ポケットやサイクルジャージの背中ポケットに入れるようになった。
理由はイロイロあるんですけど、結局、MTBの車体にはフロントバッグとかサドルバッグとかさらにはボトルなどを取り付けていない。すぐホコリ&泥だらけになっちゃうのだ。なので荷物はバックパックに。でも、わりと多用するiPhone 4は胸ポケットに。
問題なのは、冬とは言えサイクリング中には汗をかく。胸に入れたiPhone 4が湿ったり濡れたりする。ので、拙者の得意なビニール袋作戦。iPhone 4をテキトーなビニール袋(ホントはPE袋;ポリエチレン袋)に入れて即席防水にしている。
んだが、2011年のビニール袋作戦改めPE袋作戦は、ちょっとだけ凝ってみた。すなわち、富士インパルスの卓上型シーラーP-200により、市販のPE袋をiPhone 4ジャストサイズにしている。慣れると30秒で激安なディスポーザブル防水ケースを作成できるのだ。
あ。シーラー持ってないと作れませんけどネ。シーラーけっこう高いっす。スマホユーザーが多いオフィスで1台導入とかいいかも。え? オマエはなんで持ってるのかって!? それは、PE袋マニア、だから、です!!
このPE袋作戦と、ネットでよく知られているiPhone洗濯バサミスタンド作戦を併用すると、アウトドアで気楽にiPhone 4とかを使えるようになるかも。
フルサスペンションMTB初体験
はいはいはい真冬なのに自転車乗る気満々の拙者が走り抜けますよシャァァァァーッ……危ないッ!! だが大丈夫だ!! チョ~止まる!! この俺の最新っていうか最近買った自転車のブレーキはディスクだしタイヤのグリップも超イイ!! 急停止上等!! みたいな。
てゅーかスペシャライズドの2010 Stumpjumper FSR CompというMTB(マウンテンバイク)を購入した。アウトレット店で激値引きの激安だったからというよりもむしろ、ロードバイクで走るのがためらわれる道を走るため!!
まだあんまり走ってないんですけど、今時のMTBっていうか本格的なMTBってスゴいんですね~。MTBに関しては20年くらい前にルック車しか乗ったことなかったんで、完全に目から鱗っス。なにこの走破性。なにこの快適さ♪ スピードも出るじゃん!!
初日に十数キロ走ってみたところ、なんか舗装路からオフロードオートバイが走るような道なきエリアまで、全部イケそうですなMTBって。担いで歩けたりもするので、オフロードオートバイでも通れないようなトコロもOKな予感。ヘタすると「山で自転車に乗って遭難する」くらい行動範囲が広いのかも。
相変わらずロードバイクにも乗ってる拙者ですが、MTBにはある意味ロードよりも危険な魔力がありますな。総じて「今すぐココから走り始めて、思い描いた目的地まで走って行けそう」ということ。これが強い誘惑となる。
拙者の場合、たとえばロードだと「あの公園に行こう!!」と思えば行ける。のだが、途中に砂利道があったりするだけで「う~ん……ほかの公園にしよっかな」とか思いがち。ロードで砂利道走ってパンクしたりするのヤじゃないですか!!
でもMTBだと、砂利道も普通に走れる道の範疇。雑木林も道に含まれる。まな板みたいなデコボコ地面も道のうち。MTBにとっては、そこらじゅう、十分走破できる道だと言えちゃう気がする。
要は「どこでも走って通れる」みたいな自由度。思いついたら即、乗って、走り出せば、行けるような……予感。これが「四の五の言わずに今スグ出かけよう」というモチベーションにつながっちまって、気もそぞろにナリガチなのだ。
ロードだけの場合は「ちゃんと調べないと(道が超悪いなどして)痛い目に遭うから……いずれじっくり調べてからにしよう」的なブレーキがかかる。MTBのディスクブレーキは超効くけど、走行欲に対してはほぼノーブレーキという点、社会人生活における危険性がズニャニャーンとある魔性の装置かもしれない。
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SPECIALIZEDのクロスカントリーMTB、2010 Stumpjumper FSR Comp。段差もグレーチングも小石も不安僅少で走破できちゃうのだ | スペシャニャイズニョってニャにかしら? 自転車らしい。また自転車なのね。また自転車だよね。ニャ。ニャニャ。みたいな |