スタパ齋藤のApple野郎

サンワサプライの極小「マイクロタップ」を購入したら、最小・最短スペースで最強な件

 2025年の年末に発売されたサンワサプライの「マイクロタップ」シリーズ。非常に小さなAC電源(コンセント)用のマルチタップだが、俺的に「コレだッ!!! こういうのが欲しかったンだっ!」と思って速攻で購入した(※以下の価格は原稿執筆時点での価格です)。

サンワサプライ「マイクロタップ」シリーズは複数の製品があるが、これは4個口・0.1mの「TAP-M801W」。サンワダイレクト価格は1380円。
4個口・0.1mの「TAP-M801W」をたたんだ状態。プラグが格納され、付属のコードバンドによりコンパクトにまとまる。
ほかにも購入。左が2個口・0.1mの「TAP-M601W(1180円)」。中央が3個口・0.1mの「TAP-M701W(1280円)」。右が4個口・0.1mの「TAP-M801W(1380円)」。

 コレが予想以上にスゲく役立っている。「モバイルに激便利なハズ」と思って買ったが、モバイルはもちろん、自宅内使用でもヒッジョーに役立っている。マルチタップとしてはお高い部類だが、手持ちの古いマルチタップの多くをコレにリプレイスしてゆきたいッ!!! とか思うほど気に入ってる。

 たぶん、上の写真を見て「ソレ! そーゆー小さく短いのが欲しかった!」という人は少なくないと思うので、「マイクロタップ」シリーズの全貌をまずご紹介する。従来から発売されている製品も含めると、全10種類ある。プラグ受け数が2個口、3個口、4個口の3種類があり、長さは0.1m、0.2m、0.5m、1mがある。

 ただし、長さのラインナップはプラグ受け数により異なる。具体的にはサンワサプライのウェブサイトにあるが、以下にも同様の表を抜粋して掲載する。

 非常に小型のマルチタップでありかつ、小型だからといってケーブルなしでコンセント直挿しではなく、必要最小長のケーブルが使える、というなかなかないマルチタップなのだ。長いケーブルなんてハナから考えてないというのがイイ。でもプラグ受けの方向や格納式スイングプラグについては考えまくっているのが非常にイイ。

常時携帯するモバイルなマルチタップとして超好都合♪

 サンワサプライ「マイクロタップ」シリーズの本来の用途は、モバイル時にAC電源(コンセント)につないで使うマルチタップとして。モバイル用途なので、できるだけコンパクトで軽く、同時携行する機器を傷つけないように設計されている。

1個口でも4個口でもポケットサイズと言えるほどコンパクト。ケーブル長0.1mのものなら最大でも約110gしかないので、常時携帯も現実的だ。
各製品とも面ファスナー式のケーブルタイが付属しており、コンパクトにまとめられる。またケーブルタイは本体から外れないようにケーブルに固定されている。
360度近く回転するスイングプラグ式。これが実に便利♪ サンワサプライの登録意匠(特許登録品)だそうだ。

 一瞬、「ケーブルも要らなくね? コンセントに直接させる直挿しタップ(直付けタップ)でよくね?」ってなるかもしれない。だが、直挿しタップだとけっこう問題が起きがち。

「出張あるある」かもしれない。普通の直挿しタップだと複数のACアダプターを使うのが無理だったりしつつ、ビジネスホテルのコンセントが使いやすい場所にあるとも限らない。なので、結局、「フツーのマルチタップを持っていくほうがマシ」って感じになりがちだ。
カフェとかイートインとかにあるコンセントも、そのままでは複数のACアダプターなどをつなぎにくい。手持ちのACアダプターの形状により「ひとつだけでもつなぎにくい」というケースも。でも「マイクロタップ」シリーズを使えば、フツーのマルチタップよりもスマートに電源を確保できるというわけだ。

 実際に数回、「マイクロタップ」シリーズの4個口・0.1m「TAP-M801W」を外出先で使ったが、ほぼ文句ナシ。それまで「一応」と思って携行していた小型のマルチタップはお蔵入りとなった。何しろ携行がラク。それにACアダプターなどを接続するときの実用性が高い───ACアダプターどうしが干渉しないカタチで別方向から挿せるのがイイ。

 上記で「ほぼ文句なし」というのは、「マイクロタップ」シリーズの0.1m品の場合だと「あ~0.2mのほうがよかったかも」というケースもあるから。「あと10cm長ければよりスッキリしたのに」的な? でもまあその程度。だいたい「どうにか」なる。

 どうにかならない場合を想定して「10cmのAC延長コード買おうかな」とか思ったが、4個口・0.1m「TAP-M801W」か2個口・0.1m「TAP-M601W」を追加で携行するのが機能性的にイイかも、とか思う。「マイクロタップ」シリーズの0.1m品は、10cmのAC延長コードと似たような携帯感だからだ。

自宅でも大いに役立ちまくっている

 サンワサプライ「マイクロタップ」シリーズはモバイル向けのマルチタップではあるが、たぶんリビングや書斎、あるいはオフィスなどの仕事デスクでも役立つハズ。というか、拙宅では役立ちまくりであり、既に「マイクロタップ」シリーズの0.1m品を追加購入して使っている。

 大ざっぱな結論から言えば、これまでマルチタップを追加して使ったような場面にて、「マイクロタップ」シリーズがだいたい役立つ。つまり「コンセントの数がちょい足りない」ってとき。

 もっと言えば「コンセント数が足りないけど、普通のマルチタップのように長いケーブルで距離を稼ぐ必要はない」というときに、「マイクロタップ」シリーズがハマる。

 たとえば拙宅仕事場では、週1くらいで行われる「充電大会」のときに「マイクロタップ」シリーズが役立つ。余談だが、毎日使うUSB Type-C充電機器は、ほぼ毎日充電しているので、充電大会には参加しない。

 さておき、充電大会のとき、充電される側のデバイスはmicroUSBだったりLightningだったりする。やや古いデバイスばかりで、USB Type-C給電がメインのUSB充電器だと充電不能ということも少なくない(USB充電器側のプロトコルに非対応などの相性問題)。

 結局、microUSBやLightningなど古い充電仕様のデバイスは、フツーのUSB Type-Aポート給電のUSB充電器で充電するのが無難っていうか面倒がナイ。ので、USB Type-A給電対応の充電器を複数出してきて使う。そのときに「マイクロタップ」シリーズが役立つのだ。

非常に便利なUSB・AC両対応のクランプ固定式電源タップサンワサプライ「TAP-B114UC-2」シリーズ。デスク天板にクランプでガッチリ固定でき、4つのコンセント、給電用USB Type-Cポート×3、給電用USB Type-Aポート×1がある。でも給電用USB Type-Aポートがひとつなので、充電大会のときにはコレにUSB充電器をつなげる。
わかりにくくなるので充電用USBケーブルを接続していないが、これで5台の古いデバイスを充電できる。だが、まだ足りない。古めのデバイスの充電大会を行うときは「どうせ充電中は近くにいるんだし」ということで、複数のmicroUSB充電式LEDライトとかもツイデに充電するからだ。
もっとUSB Type-A給電対応のUSB充電器を使いたいゼ~、というとき、「マイクロタップ」シリーズを追加。クランプ固定のタップ後方はUSB充電器を直接つなぐには狭いので、こうすると便利に使える。
「マイクロタップ」シリーズの先にUSB充電器をセット。わかりにくくなるので最小限のUSB充電器だけつないでいるが、実際はさらに多くつないでいる。このようにすると最小のスペースで多数の古めデバイスをUSB Type-A給電にて充電しまくれる。

 これまでは、こういう充電大会を行うとき、わりとフツーのマルチタップを使っていた。のだが、マルチタップのケーブルが邪魔だし、複数のUSB充電器を挿しても、充電器どうしの干渉によりタップ上のコンセント(プラグ受け)を使い切ることができなかった。ので、複数のマルチタップを……となって、机上がマルチタップと充電器だらけに! みたいな?

 だが「マイクロタップ」シリーズを使い始めたら、そういう混沌が一発で消えた。まあ充電中はデバイスもUSBケーブルも机上なのでそこそこ混沌状態になるが、でも最小限のスペースで充電大会を行えるようになって非常にスッキリした。

 てか……なんか「マイクロタップ」シリーズを使い始めたらいろいろ疑問が……再燃? コンセントってなんで端とかに追いやられてるの? あとなんでプラグ受けが密接してんの?

 普通のマルチタップってなんで滑ったり転んだりしがちなの? これもう何十年も同じだよねえ……といったように、いつも電源における思考停止事案に対する疑問がたくさん浮かんできた。

 ともあれ、そういう「考えてみたらおかしな現状」を、「マイクロタップ」シリーズが変えてくれて、最適化してくれたように思う。マルチタップ関連にミョーに鬱憤を感じているなら、もしかしたら「マイクロタップ」シリーズが解消してくれるかもしれないので、ゼヒ♪

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。