スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

机にガッチリ固定できるUSB-ACタップが超便利でサイコー!!!

 このニュースを読んで「キた! こういうのが欲しかった!」と思って即座に注文したのが、サンワサプライのUSB・AC両対応のクランプ固定式電源タップ「TAP-B114UC-2」シリーズだ。サンワダイレクトで1万300円だった。

サンワサプライのUSB・AC両対応のクランプ固定式電源タップ「TAP-B114UC-2」シリーズはUSB充電器内蔵のマルチタップ。クランプでデスクなどに固定でき、前側にUSB給電用ポートとACジャック、後方にもACジャックがある。ホワイト(TAP-B114UC-2W)とブラック(TAP-B114UC-2BK)があり、どちらもメーカー標準税込み価格は1万4300円。

 以前からこういったクランプ固定式マルチタップを使いたかったのだが、目にする製品はどれも「んんん〜チョイ違うかな〜」というイマイチ感があった。まあマルチタップを強烈に追い求めていたわけではないので、ニュースなどでたまに見かけたり、量販店で見かけるタイミングで「違うかな〜」と思っていただけではある。

 だが上記「TAP-B114UC-2」シリーズは、俺が「これだ!」と思う要素の多くが揃っていたので、迷わず購入。要素とは、クランプ固定式であること、ACジャックが使いやすい配置になっていること、それからUSB-C給電ポートが複数あることだ。とくにUSB-Cポートを複数備えている製品は少ないorナイので、これまで買わずじまいだった。

 まあ探せばほかにもこんな要素を備えた製品はあるのかもしれない。でもニュースで出会ったのも何かのご縁。それにサンワサプライはこういう事務系のしっかりした製品を多数出しているので、すんなりと買った。

仕事用デスクの左側に固定して使用中の図。こんなに便利だったのかーッ!!! というくらい好んで使っている。

 で、使った印象から書いてしまうと、コレかなりサイコー。機能性も安定感もグレイトであり、USBポートの利便は思ったよりずっと大きかった。てなわけで以降、「TAP-B114UC-2」シリーズのレビューをお届けしてゆきたいッ!!!

デスクにガッチリ固定でき全然ズレたりしないから片手でラクに使える♪

 前述のとおり「TAP-B114UC-2」シリーズはクランプ固定式のマルチタップ。このテの製品で大切なのはまずクランプの固定力であろー。固定力が弱いとACプラグを挿抜した際にズレたりデスクから外れたりすることがある。とくにクランプ部にすべり止めがない製品はズレやすく、キッチリ固定したつもりでも、いつの間にか「あら、ちょっとズレてる」みたいなことが多い。

 その点「TAP-B114UC-2」シリーズは問題ナシ。デスク上面に当たる部分にもデスク下面に当たる部分にもすべり止めが貼られており、またクランプでデスク天板を挟む力も十分ある(固定のためのノブが回しやすい)。

デスク上面に当たる部分には大きめのすべり止めが3つ貼られている。
デスク下面に当たる部分のクランプ金具にもすべり止めが貼られている。

 なので、全然ズレたりしない。安定感抜群。片手でACプラグを挿抜できて非常にラクに使える。まあクランプ式のマルチタップなので片手で使えてラクなのは当然ではあるが、イマイチなクランプ式製品だと片手でぐいぐいACプラグを押し込むと「……あ、いま5mmくらいズレたな」みたいなことがけっこうある。

 それと机上への収まりもいい。やや大きめのマルチタップではあるが、小ぶりのマルチタップよりも場所を取らないという印象がある。なお、マルチタップとしての定格容量は13.5A・100V(合計1350Wまで)となっている。

「TAP-B114UC-2」シリーズのサイズは、幅197×奥行き70×高さ43.5mm(クランプを除く)。机の端に20×7cm程度のスペースがあれば設置できる。なお、クランプ部のサイズは図のとおりで、クランプにより最大40mm厚の天板に取り付け可能。

 それからACジャックの位置。「TAP-B114UC-2」シリーズは横から見ると三角で、前後に傾斜があるデザインだ。この前後の傾斜にそれぞれ2個ずつのACジャックがある。また、ACジャックの間隔が広めなので、ケーブルやACアダプターが干渉して「使えないACジャックが発生する」ようなことが起きにくい。

「TAP-B114UC-2」シリーズを真上から見た様子。前方と後方にそれぞれACジャック×2がある。左右に並ぶACジャックの中心から中心までの距離は約5cm。ACジャック間の隙間は約2.5cmある。前方ACジャックの中心から机面までの距離は約3cm。わりと余裕をもった配置なので、ACアダプターなどを隣り合わせにして挿せることが多い。

 安定感抜群でズレず、ACジャックの位置や間隔も使いやすい。まずはクランプ固定式マルチタップとしてスゲく便利なのである。

机上にいきなりUSB給電ポートが4つ出現、そうか、そりゃ便利だ

 4つ口のマルチタップに加え、4つの給電用USBポートも備えている「TAP-B114UC-2」シリーズ。ポートはUSB-C×3とUSB-A×1だ。

本体前方左側に4つのUSB給電ポートが並ぶ。USB-A×1ポート、USB-C×3ポートで、給電はUSB PD 65Wに対応する。なお、クランプ部や電源ケーブルは外すことはできない。電源ケーブルの長さは2m。

 USB給電ポートを使った印象としては、身も蓋もなく「すぐUSB充電できて超便利」って感じ。まあ手が届く位置にUSB給電ポートが4つ出現したので、そりゃ便利になる。いちいちUSB充電器をつなぐ必要がないのも、当然だが、非常に便利だ。

 あと、使っていて痛感するのは、机にガッチリ固定された給電用USBポートの使いやすさ。USBコネクターの挿抜でも、やはりまったく「TAP-B114UC-2」シリーズがズレたりしないので、ヒッジョーに気持ちよく使える。

 なお、各ポートの最大出力は以下の表のとおり。最大で65W出力となる。

 USBポートは、USB-Cを1ポートだけ使った場合、つねに最大65W出力となる。まあ俺の場合はそこまでの出力をほぼ必要としないが、このくらい出力があるとUSB充電器として陳腐化しにくいと思う。

 あと単純に高出力USB-Cポート×3発という仕様が嬉しい。これまで見て「んんん〜チョイ違うかな〜」と思った同系列製品は、「USB-Cポートも一応付けましたよ〜(出力小さめだけど)」的な感じでしかもUSB-C×1ポートだけとかだったが、ここまでしっかりUSB-C重視だと爽快な気分で使える。

片側巻き取り式USB-Cケーブル系の製品と併せて使うとさらに便利

 この「TAP-B114UC-2」シリーズについて、使い始めた当初にひとつ残念に感じたことがあった。給電用USBポートは備えていても、ケーブル内蔵とか巻き取りケーブル内蔵とかではないということ。だが、間もなく「いやこういう何年も使う機器に故障の可能性を高める巻き取り機構が搭載されると壊れたときの残念感が大きそう」と思うに至った。

 でも巻き取り式ケーブル内蔵とかだったら非常に便利だったろうなあ……。ということで、片側巻き取り式USB-Cケーブル系と併用してみた。

「スタパ齋藤のApple野郎」で紹介した「フタ付き巻取りケーブル内蔵の充電器」こと「CIO NovaPort DUO II」をセット。
使うときは「CIO NovaPort DUO II」からUSB-Cケーブルを引き出す。あら便利〜♪
「TAP-B114UC-2」シリーズのUSBポートにオウルテックの「katamaki」という片側巻き取り式のUSB Type-Cケーブルを接続。
使うときは「katamaki」からUSBケーブルを引き出す。あらコレも便利〜♪
「TAP-B114UC-2」シリーズ本体に「katamaki」を貼り付けて使っても便利だ。

 といった感じで使える「TAP-B114UC-2」シリーズ。前述のとおり、サンワダイレクトで1万300円で買ったわけだが、この価格をどう感じるか、ではある。

 俺の場合は「もーの凄く便利だからもう1個買おうかな」と思うほど気に入っているが、「マルチタップとUSB充電器を別々に買ってマルチタップは両面テープで机面に貼るほうが安い」と思う人も少なくない、かもしれない。まあそのあたりは人それぞれ、なの、だが、この「TAP-B114UC-2」シリーズ、非常に使いやすいので興味がある方はジックリとチェックしてみてほしいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。