スタパ齋藤のApple野郎

サンワサプライの540度回転USB-Cコネクターがスゲく気持ちイイ!

 あら~こんなのあるんだ~! 便利そ~♪ とか思ってポチッと購入したのは、サンワダイレクトから発売された540度回転するUSB-C方向変換コネクターの「500-USB095」である。直販価格は1480円。

サンワサプライ「500-USB095」はUSB-Cコネクターの向きを変えられる変換コネクターだ。USB-Cケーブルの端に装着して使う。充電はPD240Wに対応し、データ通信はUSB2.0(最大480Mbps)に対応する。※画像はサンワダイレクト商品ページより抜粋。

 便利そ~♪ と思ったのは、USB-Cケーブルのコネクター部を540度回転させられるようになること。540度? USB-Cプラグ部が360度回転し、それを支えるコネクター部が左右(水平)に180度可動するので、360度+180度で合計540度というわけだ。ファイブフォーティー! みたいな?

コネクター部が左右(水平)180度向きを変えられて、先端のプラグ部は360度自由に回転させられる。※画像はサンワダイレクト商品ページより抜粋。

 この構造により、かな~り自由な角度でUSB-Cケーブルを端末などに挿せるわけだ。変換コネクターには可動部が2箇所あるので、コネクター向きをかなり自由に変えられるのに加え、いろいろな向きで使ってもコネクター部にかかる負担が少なそう。あら~コレ便利そ~♪ と思ったのであった。

USB-Cコネクターが真横に出っぱらず、USB-Cケーブルが出て行く方向も自由に変えられる。※画像はサンワダイレクト商品ページより抜粋。
怠惰な姿勢でずーっとSNSして寝落ちしても、仕事も学業も放り出してラクな姿勢でひたすらゲームばっかりしていても、USB-Cケーブルのコネクター部が痛みにくいと言えよう。※画像はサンワダイレクト商品ページより抜粋。

 調べてみると、似た構造の変換コネクターはいくつか存在するようだ。プラグ部がマグネットで着脱可能というものもあった。でも、まあ初めて知ったのがサンワダイレクト(のメールマガジン)だし、日本の販売業者だし、発送も速いしで、そのままサンワダイレクトでポチッとな。

ちょっとした鬱憤が……ズギャーッとスッキリ完全解消ッ!!!

 モノが届いて拍子抜けした……というかアタリマエのコトなのだが、「あら……こんな小さな変換コネクターが1480円……ねえ」と。いやサイズは関係ナイのだが、小指の先くらいの大きさのコレが……みたいな気がしちゃう俺なのであった。

USB-C方向変換コネクター「500-USB095」のサイズは約幅1.07×長さ3.68cm。重さは約3.5g。ちっさ!

 ともかく使用開始。そして使った途端!!! あら~思った以上に便利♪

 便利……っつーか、いや実質、便利なんだが。「まあ、なくてもいいんだけど」的なホンノリした便利感なんだが。しかし……これまで感じていた「小さな鬱憤」がズギャッと完全解消された。

 というか、小さな鬱憤と感じていたことが解消されると、これほどスッキリするのか、と。ということは、ソレは「小さな鬱憤」じゃなくて、「けっこーな鬱憤」だったのでは、と。

 ともかく、そんな鬱憤を解消してくれたUSB-C方向変換コネクターであった。どう解消したかといえば、たとえば↓こんなふうに。

机上でiPad miniを充電中。これまではこんなふうだった。ケーブルが右に大きく出てカーブして充電器につながっている。
USB-C方向変換コネクターを使用しての充電。ケーブルの出っ張りが最小限に抑えられた。ケーブルがムダなく最短距離で充電器につながった。
充電時の電力供給ワット数を表示するアダプターを挟み、表示が見やすい方向に傾けることもできる。

 充電ケーブルの取り回しがスッキリ! ケーブルが机上を占有するスペースも最小限に! ワット数表示を見やすくすることも!

 これまでのちょっとした鬱憤がそれぞれ解消された。完全解消と言えよう。すんごくスッキリ。毎日のように感じていた「ちょっとした鬱憤」が解消され、「毎日のウップン」が「毎日のスッキリ」に変換されたゼ!!! スゲく気持ちイイんですけど!

充電器側にUSB-C方向変換コネクターを使うのも便利。充電器からのケーブルの出方が自在となり、充電器の設置位置に依存することなく、そのときどき自由な向きでケーブルを引き回せるようになる。

 端末側に使っても便利だが、充電器側に使っても便利なUSB-C方向変換コネクターなのであった。1個1480円ねえ……とか思っていた俺だが、使った途端にあと何個か買い増したくなった!

固定式のUSB-C方向変換コネクターを買う必要が……ほとんど、ないかも

 どーしても端末や充電器につなぐUSB-Cケーブル(コネクター部)の向きを変えたい! という必要性はこれまでにもあった。そのような場合は、いろいろな方向変換コネクターを購入して使っていた。

USB-Cケーブル端のコネクターの向きを変えるのに使う方向固定式USB-C方向変換コネクター各種。同じ形状のものがカブっているのは、こういうのは3個とか4個とかセットで売られていることが多いのと、1個買うよりそういうセットのほうが安かったりするからだョ!

 こういうコネクターを持っているなら、前出のiPad mini充電に使ってケーブルの向きをスッキリさせれば? と思うかもしれないが、前出の充電用ケーブルはほかの端末にもつなぐので、iPad miniに適したコネクターを装着するとトータルでは使いにくくなる。ので、汎用性という面でもやっぱりこのファイブフォーティー! なコネクターが便利だニャ、と。

L型として使いたいときは、そのように変形させられる。
プラグ部を回転させることもできる。
角度を可変させる必要がなければ、真っ直ぐなUSB-Cプラグとして使える。

 やっぱりこういう角度可変なUSB-C方向変換コネクターは便利だな、と。そして汎用性の面でも強いな、と。

 ただ、できないこともある。たとえば↓こんなこと。

ファイブフォーティー! なUSB-C方向変換コネクターだが、構造上、写真のような方向固定式USB-C方向変換コネクターの「マネ」はできない。ただ、ファイブフォーティー! なUSB-C方向変換コネクターを2個組み合わせれば「マネ」できるが、サイズ的に大きくなってしまう。

 という感じで、角度可変なUSB-C方向変換コネクターにも苦手はあるのだった。……でも、角度可変なUSB-C方向変換コネクターにもう一箇所可動軸があれば、上記のようなコネクターの「マネ」もできるようになり、いずれそういう製品が出てくるのかも!?

 ともあれ、現段階で俺的にヒッジョーに便利&気持ちよく使える角度可変なUSB-C方向変換コネクターこと「500-USB095」。やっぱりさらにいくつか買いたい! 買って方向固定式USB-C方向変換コネクターとリプレイスしてゆきたいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。