スタパ齋藤のApple野郎

モバイルバッテリーはUSB-Cケーブル内蔵型が便利! 充電方式もどんどん進化していくッ‼

 モバイルバッテリー。ここしばらくのお気に入りは、アレ! USB-Cケーブル内蔵型のモバイルバッテリーだ。USB-Cケーブルの持ち出し忘れというミスがアリエナイというのがヒッジョーによい。

 たとえば↓コレ。2024年1月に買ったAnker「Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)」という製品だ。

「Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)」のパープルを使用中。容量20000mAhで、22.5Wの急速充電に対応する。直販価格は7490円。ちなみにこの機種、一部シリアルナンバー品で製品回収が行われている。
Anker独自の便利機構こと一体型のUSB-Cケーブル。ケーブルはプラグ部分を引き出して使う。ケーブルのループは意外なほど頑丈で、指を掛けてモバイルバッテリーを吊るように持ち歩くこともできる。USB-CポートとUSB-Aポートも使える。バッテリー残量をシンプルに示すディスプレイも実用的だ。

 このモバイルバッテリーを使って「ケーブル内蔵ってマジ便利!」となり、この製品がきっかけでUSB-Cケーブル内蔵型のモバイルバッテリーが好きになった。ってAnkerくらいなのか? USB-Cケーブル内蔵型モバイルバッテリーって。

 でも最初はUSB-Cケーブル内蔵型のモバイルバッテリーに懐疑的だった。「内蔵ケーブル断線したらどうすんの?」的に。でもそんな気配もないし、使うほどに「この内蔵ケーブル、頑丈なんだねー」と懐疑心が薄らいでいった。

 そしてまたケーブル内蔵型の魅力的なモバイルバッテリーを知った。「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)」という製品だ。

「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)」という、ケーブル内蔵でありかつApple Watch充電にも対応したモバイルバッテリー。直販価格は9990円。
ケーブル先端コネクター部分にはマグネットが内蔵されており、引き出す前はバッテリー本体に吸着している。
Apple Watch充電器である丸い部分を起こしてApple Watchを充電中。起こさなくても充電できる。Apple Watchを含めた3台のデバイスを同時充電できる。

 手のひらサイズだが10000mAhの容量があり、重さは約250g。本体内蔵のディスプレイに表示される情報も豊富で実用的なので、けっこー頻繁に持ち歩くモバイルバッテリーとなっている。

あら、また魅力的なモバイルバッテリーが!!!

 上記のApple Watch充電にも対応したモバイルバッテリーはスゲく便利なのだが、別路線でまた便利そうなAnker製モバイルバッテリーを発見。去年だが、ブラックフライデーのセール品でもあったので、すんなり購入してしまった。

 製品は「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」で、直販価格は7990円。これがAmazonのブラックフライデーセールで7990円が-28%の5790円(パープルとピンク以外が割り引き値)となっていたので迷わず購入した。

 この製品、モバイルバッテリーでありかつ、ケーブル内蔵型でありかつ、ACプラグ内蔵=そのままACアウトレット(コンセント)に挿して充電したり急速充電器として使えたりする。Apple Watch充電器は内蔵していないが、この3in1の利便に惹かれて購入した。

「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」にも、おなじみのスタイルのUSB-Cケーブルが内蔵されている。
USB-C入出力ポート×1も備えている。
折りたたみ式のACプラグを内蔵し、そのままコンセントに挿せる。
サイズは約108×51×31mm(プラグ部を除く)で、重さは約250g。まずまずのコンパクトさだ。

 2024年12月に買ってから使い始めたが、前出の「Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)」よりコンパクトで携帯しやすいことから、コレを多用している。前出のApple Watch充電に対応している製品も多用しているが、やや細身でバッグへの収まりがいいので、この「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」をよく使うようになった。

コンセントに直挿しできるって便利〜

 使ってみての印象だが、充電方式が豊富なのがイイ。モバイルバッテリー本体の充電としては次の3つの方法がある。

 (1)ACプラグを起こしてコンセントに挿して充電する。
 (2)本体のUSB-CポートにUSB給電して充電する。
 (3)内蔵のUSB-Cケーブルを急速充電器などにつないで充電する。

コンセントに直接挿して充電できる。
本体のUSB-Cポートと電源をUSB接続しても充電できる。
内蔵USB-Cケーブルを電源につないでも充電できる。

 俺の場合はUSB-Cケーブルを1本追加使用するのが面倒という理由で、(2)の方法はあまり使わない。だが、(1)と(3)の方法は手軽なのでよく使う。

 それからこの製品、コンセントに挿せばモバイルバッテリー本体も充電できつつ、USB接続したデバイスも充電できるのが便利。内蔵ケーブルとUSB-Cポート+追加ケーブルを使い2台のデバイスを同時に充電できる。

 なお、この製品をコンセントに挿した状態での、接続したデバイスとこのモバイルバッテリー本体の充電だが、外部機器への充電が優先される。そして、外部機器への充電が完了し次第、モバイルバッテリー本体への(コンセントからの)充電が始まる。

本製品をコンセントに挿した状態でも、2台のデバイスを同時に充電できる。外部デバイスの充電が終わると、本体の充電が始まる。

 寝る前に常用するデバイスを充電する人は多いと思うが、そんな人はこういうモバイルバッテリーを使うとデジタルなQOLが上がるかもしれない。USB充電器を使って寝る前にデバイスを充電した場合、デバイスは充電される。だが朝になったら「あ、モバイルバッテリーの充電、忘れてた!」といったうっかりトラブルの可能性がある。

 だがこの製品の場合、USB充電器でありかつモバイルバッテリーであり、しかもコンセントに直接挿せる。この製品を使って寝る前のデバイス充電をすれば、モバイルバッテリーもしっかり充電されていてトラブル知らずというわけだ。

 いや〜便利ッスわ〜この製品。これでApple Watch充電器も内蔵しちゃったら……絶対追加購入しますわ〜、的に、現在かなり気に入っている充電系製品なのであった。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。