スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

片側巻き取り式USBケーブルと多機能充電ステーションでアレンジしたらデスク周辺がスッキリ!!!
2024年3月11日 00:00
これほどまでに! って感じで「片側巻き取り式」のUSBケーブルばかり使うようになった。ケーブルを巻き取れるリール式のUSBケーブルだが、愛用しているのは片側だけを引っ張ってケーブルを出し入れできるタイプの製品だ。
仕事机にこのタイプの片側巻き取り式USBケーブルとUSB-ACアダプターをセットし、デバイスの充電を行っている。充電時は片手でビューっとケーブルを引き出してデバイスに接続。充電が済んだらデバイスからケーブルを抜き、ケーブルをグッと引くとリールに引き込まれる。ケーブルを出したり片付けたりするアクションがほぼなくなった感覚でスゲく簡便なのダ!!!
俺の場合MagSafeでスマートフォンを無線充電することが多い。だが、最近ではこの片側巻き取り式USBケーブルで有線充電することがかなり増えている。結局短時間で充電が済むし、MagSafeなどのように若干発熱するようなことも少なく、いろいろ好都合なのだ。
それでもMagSafeばかり使っていたのは、充電用USBケーブルを出したり片付けたりするのが面倒だったから。ワイヤレスは煩雑さがなくてイイ!!! 的な。
ところがこの片側巻き取り式USBケーブルを使うと、急速充電できるしケーブルの片付けもほぼ不要という感覚。有線充電でもこういう片巻きリールタイプを使うとワイヤレス充電くらい煩雑さがなくてイイ!!! というわけだ。
こんなに便利ならさらに片側巻き取り式USBケーブルを……と買い増したが、同時にふと思った。「片側巻き取り式USBケーブルを内蔵したUSB-ACアダプターとかってあるの?」と。
そして探したら発見。あるんだー♪ とミョーに興奮して速攻で注文したッ!!! の、だ、が……。
うーん、これは失敗だったような……モノはよかったが……
速攻で注文したのは「Anker 647 Charging Station」という製品。Amazonで8990円だった。↓こんなの。
確かにコレは「片側巻き取り式USBケーブルを内蔵したUSB-ACアダプター」なのである。だが俺的には満足できないというか、いや買ったのは失敗だったかニャーっつーか失敗したッ!!! ミスった!!! と思ったのであった。
というのは、サイズを確認しないで買ったため、予想外のデカさなのだった。机の上にずっと置いておくには邪魔な感じ。
Anker 647 Charging Stationの箱には「Conference Room Power」とプリントされており、確かに会議室なんかに置いて数人で共有して使うのには便利そう。でも個人で机上に置いて使うにはデカい。また左と右に片側巻き取り式USBケーブルがあるというのは、対面ユーザーがそれぞれ使うには便利だと思うが、ひとりで使うにはちょっと不便。
このデカさを許容できるナニカがあれば……。そうだ、この上にMagSafe充電器を貼り付けてワイヤレス充電に対応させれば、デカさを許せるかもしれニャい!
……いやいやいや、デカいMagSafe充電器になっただけだ。MagSafe充電器と小さなUSB-ACアダプターを組み合わせればいいじゃん。
ちなみにこの充電器、USB-ACアダプターとしてはそーんなにスゴくはない。たとえば巻き取り式のUSB-Cケーブル×2本は、それぞれ最大出力が60Wと45W。ノートPCのUSB-PD充電には使えるが本体の大きさからすると「そこそこの出力」に見える。
また、充電用のUSB-CポートとUSB-Aポートの出力は、USB-Cポートが最大15WでUSB-Aポートが最大12W。それと、ACアウトレット出力も最大1000W。全体的に出力抑え気味という印象だ。詳細な出力は下図のとおり(画像はAnker製品ページより)。
まあでも大きさが気にならないなら個人のデスクで使うのもアリだと思う。巻き取り式USBケーブルの利便はしっかりある。また、本体の重さが約799gで安定性があるので、巻き取り式USBケーブルの出し入れもACプラグ挿抜も安定的に行える。
でも本体上面のスペースに何の機能もないのは残念。「この平らなトコロにQi充電台かMagSafe充電台の機能、あるいは充電用USB-Cポートとかがあればなあ」と思ったりした。
ACアウトレットも使えるUSB充電ステーション、出力の詳細表示もあるョ!
前出のデカい充電ステーションはリビングで使うことにして、仕事場デスク用に新たな充電ステーションを買ってみた。「Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)」という製品だ。Amazonで1万4990円だった。写真とともに概要をご説明。
この充電ステーション、極薄で携帯性がよく、出張なんかにも便利だと思う。またUSBポートからの出力がわりと詳細に表示されるのもナイス。お値段はお高いが、USB-Cポートは最大140Wあって、ディスプレイ内蔵&極薄というあたりでわりと納得感があるお値段かもしれない。
そしてこの充電ステーションでやってみたかったのは、片側巻き取り式USBケーブルとの合体。薄めの片側巻き取り式USBケーブルをこの充電ステーションに貼っちゃうのダ!!!
ちょっと不格好だが機能性としてはなかなかイイ♪ またフットプリントはiPhone 15 Pro Maxとほぼ同じなので、デスクの上で「邪魔!」「デカい!」という感じでもない。ACアウトレット×2も使えるし、なかなか便利だったりする。
ただ、この充電ステーションの電源ケーブルが微妙。本体から外すことはできるが、コネクター部がこの製品専用の形状だ。なのでメガネ型の短いケーブルを使うなどすることはできない。
あとなんか、いろいろ貼ったりすると煩雑な見栄え。「もうちょっとスッキリと片側巻き取り式USBケーブルと合体させたいなあ……」みたいな。試行錯誤して再チャレンジしてゆきたいッ!!!
あら便利! ACアウトレットを後方に備えたUSB充電ステーション
そもそも俺は何をしたかったのだ……? とか思い始めた頃に見つけた、ちょっと便利そうな充電ステーション。モノは「Anker Charging Station (7-in-1, 100W)」で、ACアウトレット付きのUSB充電ステーションだ。Amazonで9990円だった。これも写真とともに概要をご説明。
というだけのシンプルな充電ステーション。なのだが、本体後方にACアウトレットを備えているという点がシブい。ACプラグとかACケーブルは本体の後ろに追いやってスッキリした充電環境を整えましょう! 的なコンセプト、かも。
さっそく実際に机上へとセットしてみた。ディスプレイ下の空間にセーット!!!
本体後方にACプラグをつないでもみたが、やや太いACケーブルだったので、その重みで充電ステーションが斜めになったり引っ張られたり……。まあディスプレイ下から動かさないで使うと思うので、両面粘着テープで貼っちゃえばいいスね。
さらに片側巻き取り式USBケーブルも追加。充電ステーションにつなぎ、ディスプレイ下からいつでもUSB-Cケーブルを引き出して充電できるようにセーット!!!
お、俺はコレがやりたかったのかもしれニャい!!! そうだコレだよコレ!!! コレってことにしてゆきたいッ!!! ……でもこの片側巻き取り式USBケーブルと組み合わせるなら、チャージャーのカラーはブラックにすればよかったニャ。みたいな?
てな感じで片側巻き取り式USBケーブルと多機能充電ステーションを組み合わせてアレコレとチャレンジしてみた。てゅーかACアウトレット付きの充電ステーションは便利ですな。
デカ過ぎるのは別としても、こういった製品を使うとデスク周辺のゴチャゴチャ感が明らかに改善されてスッキリすると思う。興味があればACアウトレット付きの充電ステーションをゼヒ!!!