スタパ齋藤のApple野郎

俺史上最高のUSB充電器!? 最大65W出力で名刺入れにも入る!!!

 こっ、これは……また。……もしかしたら俺史上最もイイ感じのUSB-ACアダプターに出会ったのかもしれない! と思わされたのが↓コレ。Amazonで「あっコレ良さそうかも〜」とユルい勢いで買った65W出力のUSB-ACアダプターである。

TrnvcoブランドのUSB-ACアダプター「CH65GL-PQ」。最大65W出力で、USB-PD 3.0とQuickCharge 3.0に対応する。Amazonで3299円だった。

 なかなかスマートな見栄えのUSB-ACアダプター。薄いタイプなので「これは出張用や常時携帯用に良さそうかも〜」と思って買った。2つのポートも必要十分な感だし(USB-A×1とUSB-C×1)、コンセントに挿すプラグは格納式でスマートに持ち歩けそうだし。

コンセント(ACアウトレット)に挿すプラグは使用時のみ出せる格納式。

 とか思って気軽に買ったわけですよ。ところが! 手に入れてみると! 想像よりはるかに小さい……というか薄い!!! 購入時に大きさの88×45×14mmという数値は確認したものの、えっこんなサイズ感? 65Wでしょ? 俺史上最良な雰囲気の携帯感かもしれニャい!!!

大きさは88×45×14mmで重さは約85g。指でつまめる小ささ軽さだ。
ミンティア各種(薄い通常サイズとタバコ大のメガハード)と比べてもこのサイズ感。

 うっそ〜ん! 今って65WのUSB充電器がこういうサイズなの〜?

 いや、容積的に、であれば、この程度の容積の65WのUSB充電器はあった。たとえばCIOのキューブ型「NovaPort DUO 65W」とか。

並べてみると、容積的なサイズ感はまあまあ近いものがある。キューブ型のNovaPort DUO 65Wの方が小さいかもしれない。ちなみのどちらも最大65W出力だ。

 でもですね、持った感じはTrnvcoブランドの方がコンパクトでスリムな印象なんスよ。ポケットに入れてもゴロつかない感じなので、もちろんバッグに入れて携帯してもかさばり感が少ない。

 そして唐突に……あれ、コレって名刺入れに入ったりする? と思って試したら、はっ、入った!

普通サイズの名刺入れにギリギリではあるが入ってしまった。大容量タイプの名刺入れになら余裕で入ると思う。

 この超薄充電器、Amazon.co.jpでの取り扱い開始日が2023年2月2日となっている。もしかしたらほかにも超薄型が? と思って探したら、あるにはあるが、ポート数が少なかったり、ややお値段がしたり。

 このTrnvcoブランド品、ユル〜い態度で買ったわりには、当たりだったのかもしれない。ちなみに性能的にも問題は感じられなかった。高出力状態で使うとそれなりに熱くなるものの、至ってフツーな感じの使い心地であり便利&実用的だと感じられる。

ポートは2つ、最大出力は65W、パワー半導体としてGaN(窒化ガリウム)を使用

 このUSB-ACアダプター「CH65GL-PQ」についてあらためてご説明。出力ポートはUSB-A(QuickCharge 3.0対応)とUSB-C(USB-PD 3.0対応)をそれぞれ1ポートずつ備え、最大出力は65W。USB-Cポートの最大出力は65Wだが、USB-Aポートの最大出力は45Wとなる。

 大きさは前述のとおり88×45×14mmで、重さは約85g。パワー半導体としてGaN(窒化ガリウム)を使用してこういう小ささを実現しているのは、今時的なほかのUSB-ACアダプターと同様だ。

 ただし、出力が継続して大きいと、それなりに熱くなる。俺的には壊れる予感はあんまりない熱さではあるが、「このままさらに発熱したらそのうち溶けるかも」とかうっすら思ったりする熱さ。

 ノートPCなどの充電で65W近い出力を連続して使うなら、もうちょっと出力に余裕のあるUSB-ACアダプターを使ったほうが精神衛生上よろしいかもしれない。なお、俺の場合はiPhoneやiPadをちょちょっと充電する程度なので、いつもは熱さが気になることはない。

大きさは88×45×14mmで、重さは約85g。
コンセントに挿すプラグとは反対の端に出力ポートがある。
裏側にスペックが。
コンセントに挿すと薄いブルーのLEDランプが点灯する。給電してもこの色のまま。
マルチタップに挿した状態で隣のジャックをふさぐことはないが、隣に挿すACアダプターとは干渉しがちかもしれない。

 といった感じで、わりと高出力のわりには携帯性が非常に良いということ以外は、まあまあフツーのUSB-ACアダプターだ。Amazonにて3299円で購入したが、同程度の出力の製品と比べると割安感がある。割安感がありつつ携帯性がスゲく良いので、俺的には非常に気に入っており、もう1つ2つ買おうかニャ〜とか思っているのだが……。

もう魅力的なUSB-ACアダプターの開発・販売やめてもらっていいスか〜?

 非常に気に入っているこの薄型・高出力USB-ACアダプター。もう1つ2つ買って、俺の主力USB-ACアダプターにしようかニャ〜と考えている。

やはりこの「かさばらなさ」で出力65Wというのが魅力的。

 最初は「これは旅行や出張にピッタリ」と思った。バッグなんかにスルリと入るし、ほかの機材と干渉しにくいし。かさばらないのがヒッジョーにイイ。

 そう思うと同時に、普段使いにもイイと思うようになった。多くのシチュエーションでUSB-ACアダプターは「小さいことはいいこと」であり「大は小を兼ねる」わけではないと感じる。なので、出力もそこそこありつつ、携帯性も保管性もいいこの薄くて小さいUSB-ACアダプターはヤケに便利であり、ついつい多用してしまうのである。

 だからあと1個2個買おうかニャー、と。だがしかし。

中央が今回紹介したUSB-ACアダプターで、周囲に並ぶのは同程度の出力のUSB-ACアダプター。もちろん全部所有品。

 すなわち性能的に似たようなUSB-ACアダプターを所有し過ぎの俺である。「でも最強に便利な薄型65Wをもっと買うし!」とか思うと、俺内部の母親的規律を持った俺が言うのだ。「もう持ってるでしょ! 持ってるのを使いなさい! 無駄遣いはダメよ!」とか。

 ぐぬぬぬ。でも、やっぱり、この薄型65Wのを……。だが、さらに、しかし。

USB-ACアダプターおよびバッテリーチャージャー用の引き出し。USB-ACアダプターについては……見ていると反エコロジーな気がしてきて気が滅入るほど持っている。

 薄型65WのUSB-ACアダプターを買い増しすると、現在使っているUSB-ACアダプターが、上の写真の引き出しあらためUSB-ACアダプターの墓場行きになるのだ。また死蔵するUSB-ACアダプターが増えるのだ。長い目で見ると、この調子で死ぬまで死蔵USB-ACアダプターが増え続けるのだ。でも最悪「ハードオフで買い取ってもらう」という必殺技は残っているのだ。

 てゅーか、もう魅力的なUSB-ACアダプターの開発・販売やめてもらっていいスか〜? イイのが出るから俺買っちゃうじゃないスか。買っちゃうと上の引き出し内の在庫数がさらに増(以下略)。

 いい製品がどんどん出てくると嬉しいしトキメクし、買って使えば超便利でハッピー。でもそのいい製品より若干イマイチな製品が死蔵されるのが悲しく少しツラい。これって感情的にはプラマイゼロなんだろうか? どうなんだろうか……。

 とか細かいコトとか考えてないでとりあえず薄型65WのUSB-ACアダプター買っとけ>俺。と前のめりな俺が言うので、これからAmazonにアクセスしますネ♪

Amazonで購入
スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。