スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
フロッピーディスク型SSDケースで物欲が大爆発! 必要ないけど超欲しいレトロガジェットを買いまくりッ!!!
2026年11月9日 00:00
以前にフロッピーディスクのカタチをしたSSDケースを買った。ポータブルSSDケースで、M.2 2230/2242 NVMe SSD(B+M Key/M Key)用。HAGiBiSの「Floppy Disk Style SSD Enclosure」という製品だ。
って感じで、ガワはフロッピーディスクっぽいものの、中身はちゃんとしたSSDケースなので、別途SSDを用意して組み込めば使える。で、使っているのだが、コレを使い始めた日から、俺内部でひとつの扉がガバッと開いてしまったようだ。
その扉は、開くと危険なので、以前は頑丈な錠前でロックしておいた。それ以前は開いていたのだが、開いた状態では「必要ないものをガスガス購入してしまう」のでロックした。でもまあロックしても「必要ないものもポチポチ買ってしまう俺」ではあったが。
しかし上記フロッピーディスク型SSDケースを使っていると、俺内部でおもしろ~い感情が沸き起こることが判明した。要点だけ書くと「このSSDケースを使っているとストレージに関連した記憶が呼び起こされて感情が揺さぶられる」というイメージ。
たとえば「3.5インチフロッピーディスクってさ~容量1.44MBとかだったんだよな~、でもいまってSSDで容量テラバイト級だったりして比べものになんないし~、読み書き速度なんて蟻と新幹線くらい桁違いなんだよな~」みたいな回想が始まったりする。
こういう現象は、フロッピーディスク型SSDが持つデザインの詩的機能によって引き起こされるものだと思う。「デザインにおける詩的機能」は、たとえば色や形や質感で情緒的な体感・体験を起こすようなこと。凝ったデザインや質感や極めて高い性能を追求した椅子に座ると、コスパ重視の単なるオフィスチェアに座ったときとは違った感情が出たりして、座るという行為をより意識させ考えさせるような機能性がデザインの詩的機能、と捉えている。
そしてこの機能性について「やっぱりけっこうイイ!」と感じてしまう。「そうだ、こういう感じはイイ! 単なるSSDケースよりずっとイイ!」などと考えているうちに前述の扉の錠前が速攻で錆びて朽ち果ててボロロロッと崩れ落ちて、俺内扉がガバッと開いたからさぁタイヘン! 問答無用でこーゆーよーな「必要ないけど超欲しくなるし手に入れると楽しい」というガジェットをどんどん買うようになってしまったのだッ!!!
そして「これは我慢しときましょ~」とか思ってお気に入りとかウィッシュリストとかマイリストとか欲しいものリストに入れただけにしていた「要らないけど欲しいモノたち」を続々購入。無駄遣いが加速! いや違くて!!! 詩的機能搭載ガジェットの機能性に対価を払い始めた! ので、今回はな?んかソソるし楽しい、詩的機能搭載ガジェットをいくつかレビューしてゆきたいっ!!!
こんなのもあったのか! 即買い! SDカードリーダーもフロッピー型だゼ!
なんかオモシロいものニャいかな?とAliExpressをウロついていて発見したのが、前述のフロッピー型SSDケースと同じブランドであるHAGiBiSの、やはりフロッピー型のSD/Micro SDカードリーダーである。メーカーの公式商品名は「Floppy Disk Style SD/Micro SD 4.0 Card Reader」。Amazonで7381円で売られているが、AliExpressでは3572円で売られている。
コレもまたグレイトな意匠が施されてナイスと言えよう。そして、何を隠そう俺の場合、週に何度かミラーレスカメラで撮影した画像をSDカードリーダー経由でパソコンに転送している。使っているSDカードは興味本位で買ったUHS-II。
そのカードのデータをこのフロッピー型のリーダーで転送しているが、最初から「あっ速っ!」と体感できた。これまで使っていたカードリーダーはUHS-Iだったが、上位互換のUHS-IIにしたら、当たり前ではあるが、転送速度がググッと高まった。たぶんホントに3倍くらい速く、つまり転送時間が1/3くらいになって、非常に快適である。
快適なうえにこの外見。質感。おもしろみ。
サイコーなんだが、以前に使っていたやっすいカードリーダーのような便利さがない。以前に使っていたリーダーにはマグネット着脱の端子を追加しており、パソコンのUSBポートにマグネット着脱できて超手軽に画像転送ができた。だがHAGiBiSのはけっこう重いので、マグネット着脱で使うには無理があるかな、と考えていた……が。
マジか! フロッピー型もマグネット着脱で使えるじゃん! まさに俺の環境にぴったり……こんな偶然は……これは神の啓示だ! 予備としてもう1個買おう! いやもう2個買って「予備」と「備蓄」にしてゆきたいっ!!!
案外イイぞ! カセットテープ型Bluetoothスピーカー
こーゆーのは買っても最初だけおもしろがって速攻で飽きるから、と、見て見ぬふりをしつつ、じつは欲しいものリストの奥深くに入れおいて削除せずにいたのが、OPT!の「OPT90 カセットスピーカー」である。Amazonで3960円で買ったが、現在は4400円に値上げされたようだ。
こーゆーの買ってもなー、ってのを買ったが、全体的に案外イイ感じであった。
まず、音がよくないのがイイ。何を再生してもだいたいレトロ寄りのサウンドになる。ポケットラジオのような音質だが、キンキンともズンズンとも響かないので、よく言えば聴き疲れしない音質だ。
機能的にはBluetoothスピーカーとしては必要最小限のものを備えている。スマートフォンと接続した場合、曲の再生とポーズ、曲の送り戻し、長押し操作になるが音量のアップダウンも、スピーカーからの操作で行える。
なんと言ってもイイのが、その佇まい。置いておくだけで(2026年の現在では)絵になる。風景が昭和方向に巻き戻されるような、視野と時代にズレが生じるような、そんな風情があってよい。
持っているとカセットテープ時代の記憶が蘇ったりするあたり、単なるBluetoothスピーカー以上に「機能性」があるガジェットだと思う。世代を超えて、プレゼントにもいいような気がする。
この製品自体が遊び心の塊って感じだが、使っていると気づく遊び心も。それは電源オンオフのたびに、カセットテープをデッキに出し入れするような機械的なサウンドが再生されることだ。そうそう、確かにカセットで音楽を聴き始めるときと聴いたあとに、デッキへのカセット出し入れをして、こーんな音がしてたなあ、などと思い出した。
これはあんまり……でもまあ実用的だしオモシロがれるカセット型SSD/HDDケース
コレいいかも?的な勢いで買ったORICOの「2580-C3」という2.5インチSSD/HDDケースは、実際に手に取ったときは「イマイチかな?」と思ったものの、実用性と愛嬌でけっこう気に入れた。Amazonで1048円だった。↓こんなの。
カセットテープ方面ガジェットだと、前出のOPT!「OPT90 カセットスピーカー」のデキが秀逸なだけに、ORICO「2580-C3」はかなり見劣りしてしまう。ただ、レコードやカセットが一部で復活したりしつつ、SATA SSD/HDDはメディア自体が前時代のものになろうとしている現在、ORICO「2580-C3」はそこそこ役立つしそこそこ楽しい手軽なケースとしてイイように思う。
まず1000円くらいで買えること。そしてデキはイマイチでもカセットテープを連想させるには十分存在感があること。「安いしちょっとおもしろい」ので、今となっては(NVMe M.2 SSDと比べると)遅くてあんまり使いたくない感じのSATA3.0 SSD/HDDを「このケースなら使ってみるか」的な気分になれる……というか俺の場合は、なれた。
SATA SSDを持っているなら、このケースにそれを入れ、見た目が楽しいポータブルSSDとして使うのがいいかもしれない。SATA SSDはHDDより速いし、NVMe M.2 SSDの高速のものに比べると全然熱くならないし、現在でもサブストレージとしてはメリットが多い。まあ新品で買おうとすると高価だが、持っているなら案外ツカエる。安い中古品と組み合わせてもいいのではないかと思う。
とか書いて軽くひっくり返すが、このケースは「黒い樹脂ケースにカセットテープ風のシールが貼ってあるだけ」的な製品とも言える。「1000円出してこんなモン買っちゃった……」と落胆する人があるかもしれない。
あとこのケース、容易に開きやすい。頻繁に携帯する場合、蓋部分をテープで止めるなどする必要があると思う。……という微妙なところもあるので、カセット型にこだわらずレトロな感じならOKという場合、最初に出てきたフロッピー型のSSDケースあたりをオススメしたい。
てな感じの詩的機能搭載ガジェット。俺内部の扉が開きっぱなしになってこーゆーのを買うことに罪悪感がなくなったので、今後もぜひ買ってゆきたいっ!!!






























