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楽天シンフォニーの船舶サイバーセキュリティ、韓国ハンファオーシャンが導入
2026年7月10日 15:43
楽天シンフォニーは、船舶サイバーセキュリティソリューション「Rakuten Maritime」について、韓国の造船大手ハンファオーシャンが導入する契約を締結した。「Rakuten Maritime」にとって、初の本格的な商用展開となる。
「Rakuten Maritime」は、船舶の設計、建造、運用に至るライフサイクル全体で、包括的なセキュリティ対策を提供するソリューション。韓国のサイバーセキュリティスタートアップであるCYTURと提携して提供される。
ハンファオーシャンでは、自社船舶の設計段階から同ソリューションを組み込み、船舶のサイバーレジリエンスを強化する。
設計段階では、海事分野に特化した脅威分析情報「Threat Intelligence」と、船舶の一般配置図に基づいて脅威をシミュレーションする「Threat Modeler」モジュールが活用される。
建造段階では、船上機器のリスク評価を行う「Scanner」や、船舶運航時の自動脅威分析機能「Threat Analysis」、運航中の脅威情報を統合管理する「Risk Manager」が導入される。
これにより、設計や建造の初期段階で脆弱性を特定し、船舶の引き渡し後の運用リスクやコストの削減につなげる。
楽天シンフォニーは、国際船級協会連合による「船舶のサイバーレジリエンスに関する統一規則」への対応を支援し、造船企業や海運事業者のデジタルトランスフォーメーションに貢献していくとのこと。
ハンファオーシャンは、韓国の巨済市に大規模造船所を持つ造船会社。1973年の設立以来、世界各国に1400隻を超える船舶を納入している。
