本日の一品
泡せっけんが自動で出てくる無印良品のディスペンサー
2024年8月28日 00:00
今も昔も、外から帰ったらお手々を洗うことの“大事さ”は変わっていない。でも、いろいろ進歩した現代、お手々を洗うことの“面倒さ”はもうちょっと解消させるべきだよなあ、なんて思って、自動でせっけんが出てくるオートディスペンサーを導入してみることにした。
チョイスしたのは、無印良品が7月31日に発売したばかりの「泡ハンドソープ用オートディスペンサー」なるもの。これ系のアイテムはそれこそ有象無象のメーカー製が大手ECサイトで大量に見つかるけれど、「無印だから買ってみようかな」と思わせてくれるのは、さすが無印のブランディングのなせるワザだなあ、などと思ったりしてしまう。
そんなこんなでこちらの製品、吐出口に手を近づけるとセンサーで感知し、自動で適量の泡ハンドソープを出してくれるというシンプルなアイテムだ。専用の泡ハンドソープをタンクに注いで、単三形乾電池4本をセットして電源を入れたら準備完了。あとは正面の黒いセンサー部に手を近づけるだけ。
きわめてオーソドックスな製品なので特徴らしい特徴はあまり見当たらないのだが、背面にあるボタンを押すことで吐出量を「小」と「大」の2段階で切り替えることができる。「小」の2倍程度の量が「大」というようなイメージだ。専用の泡ハンドソープだと、ふわっというよりは、けっこう濃い感じの泡が出るので「小」でも十分な量と思える。
なんにしてもありがたいのは、やはりスッと片手を差し出すだけで勝手にハンドソープが出てくれること。公共施設などでよくある埋め込み型のオートディスペンサーと同じようなスタイリッシュさを自宅で再現できてうれしくなる。
でもって、清潔に使えるのが一番のメリットだろう。アナログなディスペンサーの場合、汚れた手でポンプを押すことになってディスペンサーを洗う手間が増える。両手を使うのが面倒だからといって、片手でポンプを押しつつハンドソープも受けるという使い方をすると、取りこぼして周辺の掃除が必要になったりもする。が、この製品ならそんな悩みとはおさらばだ。
電池の交換(または充電)が必要になることと、基本的には専用の泡ハンドソープしか使えないというのはデメリットだが、ほとんど毎日の習慣でもある手洗いにおけるストレスをこれで解消できるのであれば、それらのデメリット(と購入コスト)くらいは全然オッケーかな、なんて思っている。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
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泡ハンドソープ用オートディスペンサー MJ-AUD1 | 無印良品 | 2990円 |