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「Xiaomi 14 Ultra」を壊してしまった――修理完了までのプロセスを体験

 これは「買い換えろ」という神からの啓示なのか。

 シャオミ(Xiaomi)は3月2日、スペイン・バルセロナで新製品「Xiaomi 15 Ultra」を発表。13日には日本でも発売することがアナウンスされた。

 その1カ月ほど前、愛用していたXiaomi 14 Ultraを机の上から落としてしまった。Photography Kitをつけていなかったせいか、打ち所が本当に悪かったようで、カメラ部分を思いっきり破損した。

 Xiaomi 14 Ultraはオープンマーケット向け製品だ。

 まず「修理はどこにお願いしたらいいのか」という疑問にぶち合った。Webサイトを見ても要領を得なかったので、サイトにあったチャットに入力した。最初は自動応答であったが、その後、オペレーターが登場してきたので「壊れたので直したい」と相談。そのチャットで名前や住所、製品名や購入先、IMEIなどを入力。ヤマト運輸で引き取りを行うという手続きまで行った。ちなみに、輸送した後、修理をキャンセルしたいという場合も6600円かかるということで、この金額を了承したところで、完了した。

 故障品には領収書の添付が求められた。しかし、渋谷のポップアップストアで購入したこともあって、領収書は紛失してしまっていた。とはいえ、なんとか購入を証明したかったので、購入当日、ポップアップストア内で「買っちゃいました」とSNSに投稿した写真を添付しておいた。

 こういったときのことを考えて、領収書はキチンと保管しておいた方がいいし、なんならオンラインで購入しておけば、領収書などはメールに添付されてくるので安心だ。

 翌日にはヤマト運輸が引き取りにやってきて、その翌日にはメールで見積書が届いた。カメラカバーの破損、カメラ傷を発見ということで、3万8230円がかかるとのことだった。チャットでは4万円以上かかるとの提示だったので、ちょっと安くなった気がした。さすがに6600円を支払って返してもらう選択肢はなく、修理をお願いしたのだった。

 その後、翌々日には我が家に修理品が届いた。残念ながら支払いにはクレジットカードなどは使えず、代金引換のみ。3万8230円の現金を用意するのは面倒であった。

 週末を挟まなかったからか、5日程度で修理が終わった。実にスピーディだ。

 そもそもXiaomi 14 Ultraはサブ機であったので、数日、手元になくてもそんなに困らない。これがメイン機種であった場合、代替え機がないのはちょっとつらいかもしれない。一般的なユーザーであれば古い機種を残しておく必要がありそうだ。

 Xiaomiは今後、日本でもリアル店舗を作っていく。将来的にはスマホが壊れてしまったときも、店舗ですぐに対応し、修理、あるいは代替え機を用意してくれるぐらいのサポートを実現してほしいと思う。

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