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ソフトバンクで「Galaxy」復活、しかし魅力的な購入オファーは……
2025年2月10日 00:00
2月14日に発売となるサムスン電子「Galaxy S25シリーズ」。

今回から、ソフトバンクが久々に取り扱いを復活させる。1月22日にアメリカ・サンノゼで開催されたGalaxy Unpackedには、ソフトバンクの寺尾洋幸氏も姿を見せていた。
テレビCMや交通広告でも「ソフトバンクからGalaxy」とアピールするなど(なぜかフジテレビでは流れていないが)、相当、気合いが入っている模様だ。
寺尾氏によれば「ソフトバンクもAIに注力していて、Galalxy AIの展開に興味がある」「新しいガイドラインで、リセールバリューのある端末をそろえたい」「Galalxyは人気があり、NTTドコモやKDDIからユーザーを獲ってきたい」という3つの理由によって、Galaxyの取り扱いを復活させたという。
実際、ソフトバンクではGalaxy S25を12回まで月額3円で販売するなど(実際は手数料もあって、この金額にはならないが)、かなり魅力的な売り方をしている。
「Galaxy S25 Ultra」を実際に触ってみて、Galaxy AIを日常生活で使っていきたいと思っていたので「今回はソフトバンクで購入しようかな」と思っていたら、アメリカで契約しているグーグルのMVNO「Google Fi」から「Galaxy S25 Ultra、1299.99ドルを650ドル割引で売るぜ」という、魅力的なオファーが届いたので、思わずポチッと購入してしまった。
もちろん、アメリカの住所にしか送ってくれないので、日本に転送をしてくれる業者を経由して購入することにした。
「Galaxy S25 Ultra 256GB」モデル、Titanium Black、1299.99ドルから650ドルを引き、別途送料が13.99ドルかかったので、合計663.98ドルであった。ちなみにクレジットカードではレートが159.64円だったので、10万6004円の請求が来た。円安がかなり憎いが、それでも結構、お買い得なのではないだろうか。
これに日本への転送料が1万2539円かかっている。つまり、合計11万8543円で購入できたことになる。もちろん、1年経とうが2年経過しようが手元に端末は残り続ける。
ただ、このオファーを実現するには月額65ドルの使い放題プランを4ヶ月、契約し続け、「Galaxy S25 Ultra」を使い続けなくてはいけない。とはいえ、Google Fiは世界中で使い放題なので、毎月のように海外出張があったりする場合、かなり重宝して使えるので、なんだかんだで65ドルを契約し続けているのだった。「Galaxy S25 Ultra」も海外での利用を想定しているため、FeliCaや一部、日本のバンドに対応していなくても特に問題ない。
驚いたのが配送だ。アメリカで1月31日に発送され、転送業者の倉庫には2月3日には届いてしまった。その後、FedExで空輸され、日本時間の2月6日午後には我が家に到着してしまった。本来、グローバルでの発売日は2月7日であり、それよりも早く日本で手にすることができてしまった。
今回のGoogle Fiによる割引、長期利用ユーザーには650ドル割引であったが、新規契約者には1000ドル分の還元などもあったりするなど、かなり大盤振る舞いな感がある。
やはり、これくらいの割引がないと、最新のハイスペックスマホを買い換える気がなかなか起きないのかもしれない。
日本では規制が厳しく、誰でも一律な割引しか認めていない。しかし、Google Fiのように、毎月、高額な通信料金を支払っている人には端末割引もモリモリというのも悪くないんじゃないかなと思う次第だ。